増田明美一覧

【増田明美】に関するニュースを集めたページです。

MGCでの試走がムダに(共同通信社)
東京五輪札幌マラソン 「予行演習なし」「直射日光」の懸念
 急転直下で札幌開催が決定した東京五輪のマラソン競技。ドタバタ劇はその後も収束の気配を見せないが、そうした中で相次いでいるのが、「アスリートファーストでない」との指摘だ。 大会組織委員会の森喜朗会長が「12月の国際オリンピック委員会(IOC)の場でコース承認を得る」との意向を示したことを受けて、「コースの計測・決定が遅れ、大会前に“プレ大会”が行なえなくなるとみられている」(スポーツ紙デスク)という。 事前にコースを試走することは、仕掛けどころなどのレース戦略を練る重要な機会となるだけに、選手にとっては大きな痛手だ。 1964年の東京五輪で8位に入賞し、1968年のメキシコシティ五輪で銀メダルに輝いた君原健二氏が指摘する。「男子マラソンの場合、日本人選手は世界トップレベルの選手に比べ、スピード面で劣ります。それを緻密な戦略や技術でカバーするのが、日本が得意とするレース展開です。日本は東京のマラソンコースを3年にわたって研究していたが、札幌移転で水泡に帰してしまった。そのうえでプレ大会もなくなれば、海外勢との本来のスピード差が勝敗を分ける可能性が高くなる」 ただし、それは全選手に等しく課された条件だ。1984年のロサンゼルスで女子日本代表を務めた増田明美氏は、「気持ちを切り替えて前向きに走ってほしい」とエールを送る。「北海道マラソンを踏襲したコースになれば、周辺に高いビルが少なく、直射日光を多く受けると予想されます。札幌は東京より気温が5℃程度低いと言われますが、選手にとっては負担になるでしょう。東京の暑さを知る日本選手は海外勢に比べても『猛暑対策』を入念に行なってきたので、日射しの中でも体調をピークに持っていければ、自分のレースを作ることができると思います」 政治的判断に“ペース”を乱されず、表彰台に上がる姿を期待したい。※週刊ポスト2019年11月22日号
2019.11.14 16:00
週刊ポスト
開始早まる東京五輪マラソン 30分の重要さを増田明美氏解説
開始早まる東京五輪マラソン 30分の重要さを増田明美氏解説
 気象庁が「災害」と認定した記録的猛暑で、東京五輪の開催を危ぶむ声が高まり、海外メディアまでもが報じ始めた。すでに対策も講じられているが、はたして……。 1912年のストックホルム五輪の男子マラソンでは、参加68人中33人が途中棄権し、ポルトガルの選手が熱中症で倒れ、五輪史上初の死亡例となった。 100年以上前の悲劇を繰り返すわけにはいかない。国際オリンピック委員会理事会で承認されたマラソンの日程案は、当初計画では女子(8月2日)・男子(同9日)ともに朝7時30分スタートとなっていたが、東京五輪組織委員会は暑さ対策のため、朝7時スタートに繰り上げた。併せて競歩、トライアスロン、ゴルフなども開始時間を前倒しすることとなった。ロス五輪マラソン代表で、スポーツジャーナリストの増田明美氏はこう評価する。「30分でも早まってよかった。気温を考えると午前中の30分は大きい。マラソンのコース前半にあたる日本橋や銀座はビルが多く、時間が早まると太陽がまだ低いので影が多くなります。 選手のなかにはコースの各地点の日陰の長さを想定する人もいるでしょう。ここはビルの影になる、街路樹で日陰になる……といったことから位置取りや走るラインを設定するのです」 しかし、スタート時間の繰り上げだけでは十分な対策とはいえないという。「暑い時期のマラソンは涼しい時期とは別物です。2004年のアテネ五輪では、圧倒的な世界記録を持つポーラ・ラドクリフさんが途中棄権したほど。 東京五輪の場合、気温も心配だが、湿度も大敵で、汗が蒸発しないので体温が下がりにくくなる。選手にかかる負担は大きいので、できる限りの対策をしてほしい」(増田氏)※週刊ポスト2018年8月10日号
2018.07.30 07:00
週刊ポスト
「村上佳菜子は逸材」とテレビ業界 増田明美二世の呼び声も
「村上佳菜子は逸材」とテレビ業界 増田明美二世の呼び声も
 男子では羽生結弦(22)が9日に行なわれたNHK杯をケガで欠場、女子ではケガから11か月ぶりの復帰を果たした宮原知子(19)が同大会でジャンプにミスが出て5位に終わるなど活気がないフィギュア界。そんななか、“期待の新星”として再注目を浴びているのが、今年4月に引退したはずの村上佳菜子(23)である。「11月14日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した村上は、『(スケート靴の)紐をきつく締めると、男の人みたいに毛が生えてくる』といったコメントでスタジオを爆笑させていました。テレビ業界は今、『村上佳菜子は逸材だ』と色めき立っている」(キー局プロデューサー) 村上に熱視線を送るのはバラエティ番組だけではない。2014年ソチ五輪の日本代表で、同年の四大陸選手権で優勝、“(浅田)真央二世”と呼ばれたほどの実績の持ち主だけに、解説者としての期待も大きい。「選手に対する“取材力”がすごい。引退したばかりで現役選手と年齢が近く、男女関係なく、村上には友達感覚でいろいろと喋ってしまうようです。フィギュア界で誰と誰が付き合っているかも詳しいみたいです。 普通、選手は自分の出番前に他の選手の演技を見ないものですが、2010年の3月にオランダで行なわれた世界選手権で村上は他の選手の演技に見入ってしまい涙。そんな無邪気さをもっているから相手も心を開いてしまうのでしょう」(スケート連盟関係者) フィギュアスケート解説者の渡部絵美氏も、村上に大きな期待を寄せる。「女子マラソンでは、増田明美さんが選手のプライベート情報も含めた“詳しすぎる解説”が中継を盛り上げています。それと同じように、村上さんも選手の個性が見えてくるような情報を発信できる。冷静で的確な解説・レポートに定評がある荒川静香さんや鈴木明子さんとは違ったタイプの解説者になってもらいたい。 村上さんは、“真央二世”と呼ばれながら、ケガやスランプに苦しんできた。取材者としてそうした辛い経験を若い選手に伝えることは、女子フィギュアの強化にも繋がると思います」 フィギュア版“詳しすぎる解説”が楽しみ。※週刊ポスト2017年12月1日号
2017.11.21 16:00
週刊ポスト
聖火リレーで朝ドラ出演の増田明美 はり切りすぎて肉離れ
聖火リレーで朝ドラ出演の増田明美 はり切りすぎて肉離れ
 有村架純(24才)が見せる屈託のない笑顔やかわいい茨城弁に朝から元気をもらっている人も多いのではないか。4月スタートのNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が話題になっている。「アジャパー」「ガチョーン」といった昭和のギャグが満載のせりふに加え、脚本家たっての願いでオーディションなしで有村がヒロインに選ばれるなど、これまでとはだいぶ毛色の違う本作。 珍しくヒロインに具体的なモデルがいないし、おなじみの「私、〇〇になりたいんです!」というシーンもない。昨今の朝ドラとは一味違った作風は、『ちゅらさん』(2001年)や『おひさま』(2011年)に続いて朝ドラの脚本を担当するのが3度目となる岡田惠和さんの意向も大きいという。「これまでの2作でもオリジナルの朝ドラを書いてきた岡田さんだから、お仕事ものでもなく、一代記でもない、女の子の生き生きとした約10年間を、高度成長期のきらめきと重ねたいという思いがあったんです」 と番組のチーフ・プロデューサーの菓子浩さんは語る。有村がこの作品のために5kg太ったということが注目されているが、他にも知っていれば、もっとドラマをおもしろく見られるトリビアが盛りだくさんだ。◆増田明美の役名は本名 まずはスポーツジャーナリスト・増田明美さん(53才)のナレーションだ。第1話の冒頭でも、「おはようございます。増田明美です」という自己紹介からスタートし、朝ドラファンの度肝を抜いた。「1話が自己紹介になったのは、私がいつもマラソン中継でやっているような雰囲気でナレーションをやってくださいという岡田さんの意思表示だったんだと思います。依頼がきたときはもう即答。嬉しくて嬉しくて。マラソン中継で選手を応援しながら仕事をしているように、キャストをナレーションしながら応援しています」(増田さん) また、増田さんが聖火リレーのシーンに実際に出演していることも話題を集めた。「出演オファーは突然でした。しかも、台本を見たら私が演じる体育教師の役名が私の本名の“木脇”になっていたので、そこでも岡田さんのユーモアを感じました。私はオリンピックに出ているけど、メダルを取っていないから、聖火リレーに選ばれていないんです。聖火リレーはメダルを取った人の中から選ばれますから。ドラマで初めて走らせていただいて、本当にしみじみしましたね。でも張り切りすぎて、左脚が肉離れになっちゃったんですよ(笑い)」◆奥茨城の聖火リレーは実話だった この聖火リレーは、フィクションではなく、奥茨城村のモデルとなった旧・里美村(現・常陸太田市)で1964年に行われた出来事が下敷きになっている。そのリレーで第1走者を務めたのは、昭和19年生まれの荷見(はすみ)誠さん(72才)だ。『ひよっこ』の15話のエンディングでは、荷見さんがトーチを持っている写真も放送された。荷見さんが語る。「聖火ランナーは15人くらいだったかな。私も、そのころは青年団に所属していて、立候補ではなくランナーに選ばれたんです。小学校では往復8kmの道のりを徒歩で通学していましたし、中学では往復30kmを自転車と徒歩で通学していましたから、足腰に自信があったんです」 ドラマでは青年団がこの聖火リレーに反対しているシーンもあったが、実際には誰もがこの催しに対して歓迎ムードだったという。「村長の提案で始まったことだったので、反対する人はおらず、村全体がお祭り騒ぎでした。100人くらいの人が一緒にぞろぞろと並走していたり、みんなが旗を振って応援していたりしていたんですが、ドラマの中の再現シーンを見たら、当時がよみがえりましたね」(荷見さん)※女性セブン2017年5月11・18日号
2017.05.02 16:00
女性セブン
瀬古利彦が衝撃提言「箱根駅伝に42.195km区間導入を」
瀬古利彦が衝撃提言「箱根駅伝に42.195km区間導入を」
 2月26日に開かれた東京マラソンではウィルソン・キプサング(34、ケニア)が2時間3分58秒で優勝。終わってみれば上位7人は全員、アフリカ勢だ。 世界との差を見せつけられたのは、正月の風物詩となった箱根駅伝で脚光を浴びた若手選手たちだった。 2012年の箱根から3年連続区間賞の設楽悠太(東洋大卒、Honda)は日本記録(2時間6分16秒)を上回るペースでレースを進めたが、30km以降は失速して11位(2時間9分27秒)。花の2区で連続区間賞(2015、2016年)の服部勇馬(同、トヨタ自動車)は13位(2時間9分46秒)に終わった。日本人トップの井上大仁(山梨学院大卒、MHPS)ですら2時間8分22秒と、トップと4分以上の大差だった。「日本のマラソンは今までで一番弱い」と危機感を顕わにするのは、昨年11月に日本陸連の「マラソン強化戦略プロジェクト」のリーダーに就任した瀬古利彦氏(DeNAランニングクラブ総監督)だ。現役時代、国内外のマラソンレースで15戦10勝の戦績を残したレジェンドは東京マラソン直前、本誌の取材にこう語った。「世界が2時間2~3分の記録で走っているのに、日本は8~9分台で争っている。30年前の記録ですよ。箱根の距離(1区間約20km)を走れる選手がたくさんいても、マラソンは全く別の種目です。駅伝のついでにやるんではなく、意識も生活も42.195kmにかける“マラソンの職人”を育てないと手遅れになる」 そこで具体的に何を変えるのかを問うと「仮にできるなら」と前置きしたうえで、大胆な“改革プラン”を明かした。「箱根にフルマラソン区間をつくったらいいんです。今の復路の9区(戸塚~鶴見=23.1km)と10区(鶴見~大手町=23.0km)をつなげてアンカー区間にすれば難しくないでしょ。そうしたら各校が必ずこの距離の練習を始める。出場校のエースが挑めば、毎年20人のマラソンランナーが生まれるわけです」 あえて記すが、瀬古氏の表情は大真面目だ。箱根駅伝の大改革による“マラソン強豪国復活”を考えているのである。「はっきりしているのは宗(茂・猛)兄弟や私のような職人がいた時代に比べ、今は練習量が減っていること。1日70~80km走る練習を取り入れたりしないと世界には太刀打ちできませんよ。1992年バルセロナ五輪で金メダルを取った韓国の黄永祚に聞いたら、やはり80km走をやっていた。東洋人が世界に勝つには距離を走るしかない」(瀬古氏)◆「ケニア人と同じ練習じゃダメ」 そこには箱根駅伝が視聴率30%に迫る人気を誇っていながら、それがマラソン強化に全く結びついていないことへの複雑な思いもあるのだろう。 ただ、箱根駅伝の強豪大学では実業団に劣らない最新の練習法が取り入れられている。箱根3連覇を達成した青学大の原晋監督(49)は、体幹トレーニング(青トレ)の導入で結果を出したことが知られている。佐久長聖高(長野)で大迫傑(リオ五輪5000m・1万m代表)らを育てた現・東海大の両角速監督も、最新の低酸素・低圧トレーニングを取り入れている。 そうした流れにも、瀬古氏の信念は揺らがない。「科学的トレーニングというのは、それはそれでいいが、練習量をこなせる体を作ってからでも遅くない。ケニア人は年中高地で暮らしているうえに生まれつきのバネが違う。同じ練習をしても歯が立ちませんよ」 結論を急ぐように、瀬古氏はやおら両手を広げた。「まずはスタミナをこのくらい作る。そしてちょっとスピードを意識した練習をする(両手の空間を狭める)。そしてまたグッとスタミナをつける練習をして……と繰り返していけば体はできてくる。そこからですよ」 瀬古氏のイメージは仕上がっているように見えたが、本当に今のマラソン界を救う改革案になり得るのか。「42.195km区間導入論」の是非を識者たちに聞いた。「劇薬だけど妙案ね」と賛意を示すのは、1984年ロサンゼルス五輪に女子マラソン代表として出場したスポーツジャーナリストの増田明美氏(53)だ。「高校3年までは長くても10kmのレースまでしか走っていないのに、大学に入っていきなりフルの距離まで伸ばすと選手の怪我が心配です。でも、とにかくマラソンは距離の練習をしないと世界が見えない。それは、競技者だった実感として理解できる。瀬古さんが現役だった頃の練習風景は、修行僧のようでしたから」 かつて瀬古氏を指導した中村清・早稲田大監督(当時)は、陸軍中野学校出身の元軍人だった。合宿中の千葉県の砂浜で、部員たちを前に「お前たちが世界一になれるならこの砂も食える」といって砂を口に放り込んだ熱血漢。とにかく距離を積ませた。瀬古氏は練習量に裏切られることなく、大学3年次に出場した福岡国際マラソンで初優勝。「ただ、この指導法は師弟関係が美徳とされた時代だからこそできた。情報も多く自由な今の若者はついてこないでしょう。そこでいうと、原監督は“若者のやる気を引き出す指導”がうまいのよ。町田の寮に行くと、選手が授業や彼女の話などをしながら、ずっとバランスボールで体幹を鍛えている。中村監督の頃はなかったスタイル。瀬古さんも、原さん世代の指導者と連携して新旧の指導法をうまく組み合わせてやってほしいわ」(増田氏)※週刊ポスト2017年3月17日号
2017.03.07 11:00
週刊ポスト
マラソンの沿道で応援してほしい芸能人、1位は太陽よりもアツいあの人、SUUMO調べ
マラソンの沿道で応援してほしい芸能人、1位は太陽よりもアツいあの人、SUUMO調べ
毎年恒例の東京マラソンが、今年も開催される。マラソンといえば、ランナーだけでなく、周囲のサポーターもその風物詩。沿道のにぎわいは、選手のパワーになるばかりか、大会全体の盛り上がりにもつながる。そこで(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、「もし、東京マラソンに出場するとなった場合、沿道で応援してほしい芸能人は?」をテーマに調査を行い、結果をランキングにまとめた。【調査概要】●調査時期:2016年9月30日~2016年10月2日●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名●調査方法:インターネット●有効回答数:416【調査結果】Q.もしあなたが東京マラソンに出場するとなった場合、沿道で応援してほしい芸能人は?(複数回答可)1位:松岡修造 38.8%2位:高橋尚子 11.4%3位:櫻井翔(嵐) 7.3%4位:加藤綾子 6.9%5位:中居正広 6.6%6位:マツコ・デラックス 5.9%7位:吉田沙保里 5.2%8位:明石家さんま 4.5%9位:アニマル浜口 4.2%10位:増田明美 3.1% ※上位10位まで表示 2位から27.4ポイントも差を付けてぶっちぎりの1位を獲得したのは、松岡修造。もはやこの人なしにはスポーツの応援は語れないといっても過言ではない。「暑苦しい感じで応援されたい(20歳・男性)」、「的確な言葉で、確実に闘志を燃やしてくれる言葉をかけてくれそう(48歳・女性)」など、男女ともに支持が高く、そのアツい応援に期待する声が多かった。「この方に応援されたら、なんか限界を超えて頑張れそう(46歳・女性)」、「諦めそうになったときに元気になりそうだから(41歳・男性)」と、とにかくコメントが多かったのも特徴的。 2位は高橋尚子(11.4%)。マラソンといえばQちゃん。「的確に対応策を教えてくれそう(49歳・男性)」、「一緒に声かけて走ってくれそうだから(53歳・女性)」と、1位の松岡修造とは違い、疲れたときの具体的な対策や伴走など、プロならではの応援に期待が大きいようだ。 3位は櫻井翔(嵐)(7.3%)。「辛いときにイケメンを見たら元気が出てきそう。名前を呼んで応援してもらいたい(27歳・女性)」など、イケメンに期待する女性のコメントがほとんどだった。確かに疲れてつらいときにイケメンに声をかけてもらえれば頑張れそう。4位以下は加藤綾子、中居正広、マツコ・デラックスと続く。加藤綾子は「きれいな人に応援されたい(43歳・男性)」といった男性の支持が高く、中居正広は「冗談を言ってつらい気持ちを和らげてもらいたい(27歳・女性)」、「中居君が、歌い踊りながら応援してくれると力が出そうだから!!(44歳・女性)」と、櫻井翔と同じアイドルなのにもかかわらず、ユーモアを求める声が多かった。また、マツコは「ののしられながら走りたい(21歳・男性)」や「独特の存在感で、ただ居てほしい(28歳・男性)」など、男性の支持も高い結果に。 マラソン経験やユーモアなど、キャラクターごとに求める内容が違って面白い結果だった。圧倒的に強かった松岡修造のアツさ。スポーツだけに、熱血応援は力になるのだろう。まもなく始まる東京マラソン。沿道やテレビの解説などにも注目して見ると、今までと違った楽しみ方ができるかもしれない。 【主な回答】●松岡修造:シュウゾーの応援を聞いたら、疲れていても笑えそう。(44歳・女性)●松岡修造:元気な彼の応援は必ず力になるはず。ハチマキに修造語録を書いて応援してほしい。(56歳・女性)●高橋尚子:オリンピックで金メダルを取った方なら、具体的にアドバイスもしてくれそう。(32歳・女性)●高橋尚子:一緒に走ろう!(47歳・女性)●櫻井翔(嵐):イケメンだからがんばるしかない。(24歳・女性)●加藤綾子:やっぱりかわいい子に限る。(39歳・男性)●中居正広:マラソンよりもずっと大変なことを乗り越えてきたとおもうから。(24歳・女性)●マツコ・デラックス:センスが良い声援がありそうだから。(48歳・男性)●吉田沙保里:頑張っている人から言われると、こちらも諦めたらダメだと思って頑張れる。(45歳・女性)●明石家さんま:辛いときにおもしろくしてくれそう。(36歳・男性)●アニマル浜口:ちょうど苦しくなるところで気合を分けてもらいたい。(49歳・男性)●増田明美:私だけのコメントをしてくれそうだから。(58歳・女性)「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。(SUUMO ニュース)
2017.02.22 06:30
SUUMOジャーナル
増田明美 NHKアナに完全にスルーされた選手トリビア
増田明美 NHKアナに完全にスルーされた選手トリビア
 大学駅伝シーズンを通して、本誌で最新情報をレポートしてきた陸上長距離専門ウェブメディア「EKIDEN NEWS」主宰者の“博士”こと西本武司氏と、マラソン解説で数々のトリビアを紹介する増田明美氏(スポーツジャーナリスト)との対談が実現。競技現場での情報収集を何より大切にする2人の対談は、思わぬ盛り上がりを見せた──増田さんの独特の解説スタイルには賛否両論あるようです。増田:ありますね。でも当然ですよ。全日本では、競技者としての解説なら1号車のなべちゃん(渡辺康幸・住友電工監督)がやってくれるから、私の役割は小ネタで“人”を伝えること。西本:選手の結婚情報とかは、だいたい増田さんの“スクープ”ですよね。増田:怒られることも多いですけど(苦笑)。リオ五輪でも、女子5000m予選で上原美幸さん(第一生命)がスタート直後から一気に飛び出したでしょ? アフリカ勢の2位集団に追いつかれるんだけど、そこでさらに粘った。 私もその瞬間、ここだと思って「上原さんはキーホルダーを集めるのが趣味で、一番好きなのは焼き鳥のねぎま(のキーホルダー)です。なぜかというと、ネバーギブアップ、ネバギバ、ねぎま!」と話した。でもね、NHKのアナウンサーの方は完全にスルーで……。西本:その温度差がまた面白かったですけど、報道とエンタメの境目の難しさですよね。競技に直接関係ある情報だけでも味気ないし。増田:だから、ひたすらファン目線、沿道目線で情報をレポートしていく西本さんのやり方は面白いと思う。そんな西本さんは、野球やサッカーと比べて駅伝やマラソンの面白さって何だと思いますか?西本:超エリートも素人も練習する場所が同じなのは大きいと思います。去年の夏、砧公園をジョギングしていたら上半身裸の男に颯爽と抜かれた。よく見たら大迫(傑。5000m日本記録保持者)なんです。日本記録保持者と同じ場所で練習できるんだから驚きますよね。増田:確かにそうね。西本:イチローの打法や投法のモノマネをするように、市民ランナーの間で大迫のモノマネが流行るぐらいまで業界を盛り上げていくのが僕の将来の夢です。 一里塚として始めたのが「オトナのタイムトライアル」という市民ランナー向けの記録挑戦会。昨年は川崎・等々力陸上競技場を借りて1万m日本歴代2位の鎧坂哲哉・選手(旭化成)や青学大で2度の8区区間賞を獲った高橋宗司君にペースメーカーをやってもらったりした。競技選手と市民ランナーの垣根はもっと低くできると思うんです。増田:たしかに、実現すればマラソンも駅伝ももっと盛り上がる。本当は陸連とかがそういう取り組みを応援しないとダメなのにね。陸連には、「西本さんにもっと協力しなさい!」って私から言っておくわ!西本:よろしくお願いします(笑い)●ますだ・あけみ/1964年千葉県生まれ。スポーツジャーナリスト。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立し、1984年ロサンゼルス五輪に女子マラソン代表で出場。1992年に現役引退し、解説者として数々のレースに携わる。●にしもと・たけし/1971年福岡県生まれ。「駅伝ニュース」主宰者。本業はコンテンツプロデューサー。ツイッターアカウント名は「公園橋博士」、相棒のマニアさん(アカウント名「@EKIDEN_MANIA」)とともに全国の長距離レースを観戦。※週刊ポスト2017年2月3日号
2017.01.26 07:00
週刊ポスト
箱根駅伝通「早稲田ファンは叱咤ばかり。選手は萎える」
箱根駅伝通「早稲田ファンは叱咤ばかり。選手は萎える」
 大学駅伝シーズンを通して、本誌で最新情報をレポートしてきた陸上長距離専門ウェブメディア「EKIDEN NEWS」主宰者の“博士”こと西本武司氏と、マラソン解説で数々のトリビア情報を紹介する増田明美氏(スポーツジャーナリスト)との対談が実現。箱根駅伝は王者・青学大の3連覇で幕を下ろしたが、2人はどこに注目したのか?──増田さんは今年の箱根は沿道で観戦を?増田:夫婦で(1区の)増上寺の前で観ました。今年はわざわざピンクと黄色の目立つウェアを着て、テレビで映った時に見つけやすいようにして。西本:箱根はそういう楽しみ方もできますよね。僕は山登りの5区、大平台の手前あたりを走って登っていたら、5000m日本記録保持者・大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)のご両親とばったり会ったんです。「息子と孫が、米国で箱根の中継を見ているから、ここで映って元気な姿を見せようと思って」と話していました。そんな使い方もできるのかと(笑い)。──結果としては青学大の圧勝でした。西本:今季マスコミに登場し続けた青学大の原(晋)監督の車が通ると、沿道は大盛り上がり。青学の選手は走りやすかったと思う。増田:さすが人気者。西本:対照的だったのが昔からの早稲田ファン。「追いかけろ」「お前はこんな後ろを走っている場合か」と“叱咤”ばかり(苦笑)。あれだと選手は萎えます。増田:原監督は今どきの選手のツボをわかっている。褒められると調子に乗る性格の3区の秋山さん(雄飛、4年)を事前にはあまり褒めず、当日の勝負所で「お前は湘南の神になる!」と。あの一言でご本人は張り切ったでしょう。西本:それを聞いた途端、長距離選手ではありえないタテ方向の大きな腕振りを始めましたからね!──増田さんは全日本大学駅伝で、選手に並走する「監督バス」に乗り込んで突撃レポートをしていました。増田:あのバスに乗るのは本当に緊張するんですよ。車内ではテレビ中継をつけながら、ラジオの音声を流しているんですが、ライバル校同士の監督が隣り合わせで画面を見つめている。西本:あのピリピリ感の中に入るのは普通、無理です。増田:本当に監督さんたちも鬱陶しいでしょうね。でも、テレビ向けにしゃべってもらわないと私も困る。だから53歳の“おばさん力”でぐいぐい接近してマイクを向けちゃう。30代ではできなかったと思いますよ。西本:その渾身レポートのおかげで、監督たちの戦略がダダ漏れでした(笑い)。増田:でも、本当に監督さんたちは個性的で面白い。山学大の上田(誠仁)監督みたいに「哲学」を語ってくれる方もいれば、“漢(おとこ)だろ!”の檄で有名な駒澤大の大八木(弘明)監督もいる。大八木さんは、会津弁で話すのに、持っているセカンドバッグがルイ・ヴィトンだったりして、あのちぐはぐさが面白い。西本:なんとも言えないマイルドヤンキー感ですよね! 僕らオタクは、あの監督バスで、誰がどの席に座ったかだけで盛り上がれる。去年はスタート直後、大八木さんが「指定席」のはずの最後列左側の席でなく、そのちょっと前の席に座った。それだけでコアなファンのSNSは“なぜだ!?”と大盛り上がり。増田さんには次回はぜひ、監督バスの「席次表」の変化をツイッターで実況中継してほしいんです。増田:いいですね! それ、やりましょう。●ますだ・あけみ/1964年千葉県生まれ。スポーツジャーナリスト。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立し、1984年ロサンゼルス五輪に女子マラソン代表で出場。1992年に現役引退し、解説者として数々のレースに携わる。●にしもと・たけし/1971年福岡県生まれ。「駅伝ニュース」主宰者。本業はコンテンツプロデューサー。ツイッターアカウント名は「公園橋博士」、相棒のマニアさん(アカウント名「@EKIDEN_MANIA」)とともに全国の長距離レースを観戦。※週刊ポスト2017年2月3日号
2017.01.25 07:00
週刊ポスト
増田明美氏の陸上競技解説、重視するのは「選手の家族の思い」
増田明美氏の陸上競技解説、重視するのは「選手の家族の思い」
 箱根駅伝は王者・青学大の3連覇で幕を下ろした。大学駅伝シーズンを通して、本誌・週刊ポストで最新情報をレポートしてきた陸上長距離専門ウェブメディア「EKIDEN NEWS」主宰者の“博士”こと西本武司氏と、マラソン解説で数々のトリビア情報を紹介する元マラソン選手の増田明美氏(スポーツジャーナリスト)は、どこに注目したのか? 競技現場での情報収集を何より大切にする2人の対談は、思わぬ盛り上がりを見せた。西本:増田さんの解説は選手をディスったりしないところがいいですよね。増田:選手の後ろには家族がいますから。現役の頃、中継で「増田さんの顔色が悪いですね」なんて解説されると、テレビを見ていたお祖母ちゃんが心配して、ずうっと仏壇を拝んでいた。だからテレビ解説では選手の家族ががっかりしたり、心配したりするようなことは言わないと決めています。西本:なるほど。増田:ただね、元旦のニューイヤー(NY)駅伝の解説席で宗茂さん(元旭化成監督)と一緒だったんです。旭化成がトップだったので、機嫌良く市田孝・宏兄弟をすごく褒めるのよ。「彼らは素晴らしい。性格もいいし、兄弟の仲もいい」って。旭化成には、村山謙太・紘太兄弟もいるじゃない? 私は彼らの大ファンだから、「村山兄弟も仲がいいでしょ?」って聞いたら、宗さんが「あいつらはそうでもない」って(笑い)。西本:“延岡組”の市田兄弟のほうがかわいいんだ。増田:同じ旭化成の部員でも、宮崎・延岡で練習をしている市田兄弟のことはいつも見ているでしょうから。東京で練習する村山兄弟よりも気持ちが入るんでしょうね。でも、村山さんの家族が聞いたら絶対ショックだと思う。レース中ずっとそれが気になっちゃって。西本:増田さんはやっぱり“全陸上選手のお母さん”みたいですよね。すごく共感します。僕らも選手を非難はしたくない。毎年、箱根駅伝翌日の1月4日は、朝6時に駒澤大の朝練を見に行くんですが、1日も休まずに練習しているのを見ると、やはり感じるものがありますよ。増田:本当に深い愛ね。ただ、今年の駒澤大はケガから戻ってきたエースの中谷さん(圭佑、4年)が区間18位。残念でした……。西本:でも、その中谷を巡って今年の箱根で一番の名場面も生まれました。中谷を追い抜いた創価大のセルナルド祐慈(4年)が抜く瞬間、中谷の肩をぽんと叩いたシーンです。 大会後、セルナルドに直接、「どうして肩を叩いたの?」と訊ねたんです。聞くと、もともと同世代トップ級の中谷のことは、雲の上の存在のように思っていたんだけど、事前の合同合宿で親しくなって、直前の中継所でも「頑張ろう」と声をかけられていたそうなんです。だから、追い抜く時に“一緒に行こうぜ”という気持ちで肩を叩いたと言っていました。増田:いい話ですね。西本:それだけでもう目の奥がツーンときちゃって。そのセルナルドが、「大学卒業後は競技をやめる」と言っていたので、そんなこと言うなと説得しましたよ。競技は続けなくてもいいから、走り続けてほしい。彼はこれから地元に帰って富士宮市役所で働くそうなんですが……増田:本当に、私よりも詳しい(笑い)。西本:で、地元のマラソン大会とかで、“背中を叩く名物ランナー”になれとアドバイスしました。よく、有森(裕子)さんとか高橋Qちゃんとかが、ハイタッチしながら走っていますよね。セルナルドにはラストのキツいところでみんなの背中を叩いて励ます役回りとか、多分そういうニーズがあると思うんです。増田:それはいい! 女子の背中はちょっとやわらかく叩いてもらって(笑い)●ますだ・あけみ/1964年千葉県生まれ。スポーツジャーナリスト。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立し、1984年ロサンゼルス五輪に女子マラソン代表で出場。1992年に現役引退し、解説者として数々のレースに携わる。●にしもと・たけし/1971年福岡県生まれ。「駅伝ニュース」主宰者。本業はコンテンツプロデューサー。ツイッターアカウント名は「公園橋博士」、相棒のマニアさん(アカウント名「@EKIDEN_MANIA」)とともに全国の長距離レースを観戦。※週刊ポスト2017年2月3日号
2017.01.24 07:00
週刊ポスト
増田明美が『EKIDEN NEWS』主宰者に「オタクすぎよ!」
増田明美が『EKIDEN NEWS』主宰者に「オタクすぎよ!」
 大学駅伝シーズンを通して、本誌・週刊ポストで最新情報をレポートしてきた陸上長距離専門ウェブメディア「EKIDEN NEWS」主宰者の“博士”こと西本武司氏。その独自すぎる視点に、マラソン中継の解説の際、数々のトリビアを紹介する増田明美氏(スポーツジャーナリスト)も「本当にオタクすぎる情報ばかり」と感嘆の声をあげた。増田氏は、「週刊ポストで連載していた『EKIDEN NEWS』の詳しすぎる話』はすべて読みました」と前置きし、異色対談の口火を切った──。増田:はっきり言っちゃいますけど、あなた相当なオタクですよね(笑い)。三大駅伝(出雲、全日本、箱根)どころか「八王子ロングディスタンス(※)」みたいなマニアックな記録会まで足を運んでる。一体、何者なの? もともとは箱根を走った選手?【※毎年11月末頃に八王子の山奥の法政大学多摩キャンパスで開かれる日本最高峰の長距離記録会】西本:いえいえ、ただの市民ランナーですよ。陸上オタクになったのは、9年前に自宅近くの砧公園でジョギング中、駒澤大の宇賀地強・選手(2007~2010年に4年連続で箱根2区走者。現・コニカミノルタ)に抜かれた体験がきっかけです。緩いジョグに見えて“ついていけるかな”と追いかけてみたら、肉離れを起こして……。“あぁ、世の中にはとてつもない人がいるんだなぁ”と、心を奪われてしまった。増田:宇賀地さんがきっかけなんだ(笑い)。西本:自分を肉離れに追いやった奴が、箱根で2区を走っていたわけです。どこで彼を見られるんだろうと調べてみると、「関東インカレ」というレースに出るらしい。行ってみると観戦しているのは関係者ばかり、聞こえるのは野太い怒声ばかりという状況。 面白いから当時発売されたばかりのiPhoneを使ってネット中継をしていたら、それを見た陸上ファンの人から「私も(現場に)行っていいんですか?」とか「宇賀地は日体大(記録会)にも出場しますよ」とか色々と情報が寄せられるようになり、少しずつファンの輪が広がっていったんです。増田:そうやって現場で声援をくれる人が増えるのは本当に嬉しいことですよ。西本:それでネット中継とかをするうちに、オタクが集まってきて「EKIDEN NEWS」になっていったんです。最初は観客が数人だった八王子LDも、動画を毎年配信していたら、去年はトラック周りに人が途切れないほどファンが集まるようになりました。増田:すごい! 選手が記録を作るためには、応援が本当に大事なんです。私が5000mの日本記録(15分38秒)を作ったのはノルウェーのビスレットゲームズ(※)という大会で、そこは会場の一体感が凄かった。【※毎年6月にオスロで行なわれる国際陸上競技連盟(IAAF)主催の世界最高峰の陸上レースの1つ】 お客さんが看板をリズミカルに叩いたりして、選手の走りのテンポが上がるようにサポートしてくれるんです。最近、八王子LDでは村山紘太さん(旭化成)が1万mの日本記録を塗り替えましたけど、応援が増えた影響は大きいんでしょうね。●ますだ・あけみ/1964年千葉県生まれ。スポーツジャーナリスト。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立し、1984年ロサンゼルス五輪に女子マラソン代表で出場。1992年に現役引退し、解説者として数々のレースに携わる。●にしもと・たけし/1971年福岡県生まれ。「駅伝ニュース」主宰者。本業はコンテンツプロデューサー。ツイッターアカウント名は「公園橋博士」、相棒のマニアさん(アカウント名「@EKIDEN_MANIA」)とともに全国の長距離レースを観戦。※週刊ポスト2017年2月3日号
2017.01.23 16:00
週刊ポスト
箱根駅伝の見所 「大八木監督の新しい檄」「原監督の誤算」
箱根駅伝の見所 「大八木監督の新しい檄」「原監督の誤算」
 近年、優勝争いから遠ざかっていた早稲田大がトップに立ち、青学大を揺さぶるも大エース・一色恭志(4年)が逆転──例年以上のドラマがあった11月6日の全日本大学駅伝。その現場で「箱根の楽しみが増えた」と明かしたのは、駅伝情報満載のサイト・「EKIDEN NEWS」の“博士”こと西本武司氏だ。●原監督の“誤算”と大八木監督の“新しい檄” 監督たちのキャラが全日本では際立った。青学大の原晋・監督にはレース中、テレビ、ラジオの報道陣が密着。バス移動の最中でさえ、増田明美さんの現場レポートで発言がそのまま放送され手の内はダダ漏れ。4区で安藤悠哉(4年)が早大に突き放されると、原監督からクールさが消え、「追え!」と珍しく語気を強めた。 一方、逃げる側の早稲田大学・相楽豊・監督は報道陣からノーマーク。リードを広げる展開に一瞬だけニヤリと笑う瞬間を撮影できて、私は満足だった。 そして駒澤大・大八木弘明監督だ。「漢だろ!」の檄はあまりに有名だが、厳しいだけではない。学生駅伝デビューとなった片西景(2年)が中央学院大学の廣佳樹(2年)と並走して粘っているところでは「よっしゃ! いいぞ」と激励。これまでの褒める檄は〈“今日のお前は違う!”が定番〉(駒澤大OB・西澤佳洋のツイート)だったから、今度の箱根は大八木監督の檄の“新レパートリー”にも注目だ。●「2人の凛太郎」対決 全日本のメンバー表で気になったのは、早大1区の武田凛太郎(4年)と東海大5区の高田凛太郎(1年)の名前がそっくりなこと。武田は区間2位の好走、高田も1万m28分台を出した期待のルーキー。2人とも11月20日の上尾シティハーフに出走予定なので直接対決が楽しみだ。 現場に足を運ぶほど、箱根の楽しみは無限に広がる。※週刊ポスト2016年11月25日号
2016.11.18 16:00
週刊ポスト
箱根占う全日本大学駅伝 駒沢と早稲田の勝利のカギ
箱根占う全日本大学駅伝 駒沢と早稲田の勝利のカギ
 大学3大駅伝の第2戦、全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮)が11月6日に迫ってきた。箱根駅伝まではあと2か月。伊勢路の戦いはどこに注目すべきか。「EKIDEN NEWS」主宰者の「博士」こと西本武司氏が、独自の注目点を紹介する。 * * * 10月23日、日体大記録会5000m最終組を13分43秒の日本人トップでゴールしたのは、リオ五輪代表の村山紘太(旭化成)ではなく、青学大の田村和希(3年)だった。卒業後、陸上競技を引退する主将の安藤悠哉(4年)や大学駅伝未経験の吉永竜聖(3年)ら9人が、他大学ならエース級の13分台を叩き出した(ちなみに箱根予選会で敗退した中央大の1年主将・舟津彰馬も13分50秒で自己ベスト更新)。 スピードより距離を重視する箱根ディスタンス移行期にこのタイムを叩き出す。もはや青学大の磐石ぶりにはお手上げ状態だ。 その青学大が昨季、3大駅伝で唯一、勝てなかったのが全日本。“忘れ物”を取りに行く王者の戦いは見ものだが、それ以外にも見どころは数多くある。●なぜ駒澤は伊勢で強い? 過去17年で12回も全日本を制している駒澤大。その強さの鍵は三重県の陸上強豪校・伊賀白鳳高にある。同高の主力は駒澤大への進学率が高く、伊勢路は別名「伊賀白鳳ロード」と呼ばれる。手書きボードを掲げた同高OBや親族・知り合いが集結。その声援を受けた地元出身選手が駒澤の順位を押し上げてきた。今年は伊賀白鳳出身の西山雄介(4年)と下史典(2年)の2人が青学大に追いすがる。●早稲田、ワンチャンあるで! 出雲では1区で出遅れた愛知・豊川工出身の早稲田大エース平和真(4年)も注目。愛知県側の2区にエントリーされればそこは「豊川ロード」となり、やはり声援は増す。関東インカレでハーフマラソン日本人1位の井戸浩貴(4年)ら実はタレント揃いの早稲田には、全日本で一発逆転の可能性あり。 だからなのか、テレ朝の中継は完全に“早稲田シフト”だ。解説陣に早大OBの瀬古利彦(DeNA総監督)、花田勝彦(GMO監督)、平が入学時の早大監督、渡辺康幸(住友電工監督)が並び、番狂わせに備える。●「花田の青学情報」 今年4月、青学大から渡邉利典(前回箱根10区)ら3人が花田監督のGMOを進路に選び、今季のエース一色恭志(4年)も来春からの進路先に決めている。駅伝マニアの間でGMOは“青学大の大学院”の愛称が定着しつつある。花田監督が青学のディープ情報を知っているのは間違いない。●増田さんと「一色の実家」 実況に割って入るのは、マラソン中継の詳しすぎる現場リポートで知られる増田明美さん。意外なことに大学駅伝中継で登場するのはこの全日本だけ。当日スタート前から熱心に監督や選手に取材しているが、とくに選手の実家にまつわる小話に詳しい。今年は、一色の実家が営む丹後縮緬メーカー「一色ちりめん」の話を放りこんでくるだろう。●「長島スポーツランド前」を見逃すな 全日本名物は監督の檄。各校が監督車から別々に声を掛ける箱根と違い、全校の監督が同じバスで移動し指示を出す。2区序盤の「長島スポーツランド前」での檄でムチが入った各校のエースがスパートをかける姿は壮観だ。長島スポーツランド通過は午前9時前後。CMが多い前半、唯一の見所を見逃すな!※週刊ポスト2016年11月11日号
2016.11.04 07:00
週刊ポスト
ひとり語りや絶叫のサッカー解説、賛否が分かれるところ
ひとり語りや絶叫のサッカー解説、賛否が分かれるところ
 女性セブンの名物アラ還記者「オバ記者」こと野原広子が、世の中に怒りをぶちまけるこのコーナー。今回は、サッカーの解説に物申す! * * *「うわ~っ、何言ってんだよ!」──。殴られたから殴り返すような勢いで、私がテレビ画面に野太い声を投げつけたのは、9月6日夜のW杯アジア予選の日本対タイ戦のこと。 前半戦は、解説者の「今日はどんどん積極的にシュートを打ってほしいものですね」「(敗戦した)1戦目のことを考えてもしょうがないですから」を、そりゃ、そうだと、軽く聞き流していたのよ。◆興奮して大騒ぎ、乱暴なタメ口… わが耳を疑った それが後半戦のホイッスルが鳴って数分後、度を越した。「ああ~っ」「ほれ、行け」「よしよしよ~し。うぉ~っ」「うーん、ナイスだねぇ」 目の前の試合に興奮して、騒ぐ解説者もどうかと思うけど、それだけじゃない。「いいや、あれ、入っててオフサイドって言われるよりいいや」「ハンドだね、これハンドハンド。ハンドだよねぇ」「ジャッジのことは言いたかないけど、言いたくなっちゃうね」 乱暴なタメ口に、わが耳を疑ったわ。人の感情を苛立たせるのは、「何を言うか」ではなく、「どんな言い方をするか」だというけれど、まさにそれ。せっかく勝ったのに、試合が終わったら、リモコンを床に投げつけてたもんね。◆怒鳴り合うと血圧が上がり、女っぷりも下がる だけど翌日、少し不安になる。私自身、サッカー選手やサッカー文化になじめないところがあったんでね。 たとえば、「今日のね、試合はね、ぼくとしてはね」と、「ね」で区切る選手の話し方。成田空港をランウェイにした海外組。それと、外国の有名選手の全身タトゥー。 これらを「カッコいい」と思う人がいるように、あの解説を「いいね!」とする人もいるのだろう。サッカー熱の足りない私は、その勘所を見つけられていないんじゃないかと思ったわけ。 で、さっそくスポーツクラブのインストラクター嬢に「どう思う?」と聞いてみたら、「面白いですよねぇ、あの解説者。酔っ払い親父と言う人もいるけど、それがいいんですよ。私は好きです」と言うんだわ。 でも、ネットを見ると、その真逆の、「最も視聴率の高いサッカー番組で、最も低レベルの中継が行われている。日本サッカーの汚点」とクソミソの人もいて、どうやら賛否が分かれるところらしいね。 私の理想のスポーツ解説者はというと、声がきれいで滑舌がよい、マラソンの増田明美さん。選手の心理や、履歴などバックボーンもよく調べていて、どんなレースも飽きさせない。 これぞ解説だと思っていたけど、流派が違うのかも。いわばあちらは、「一緒に絶叫して騒ごうよ」組。それもサッカーの一面だと言われたら、ひと言もないんだけどね。 これから大試合のたび、テレビ画面相手に声を張ることになるのかと思うだけで血圧が上がるのよ。汚い言葉を吐くと女っぷりも下がる。しかし黙って見ていたら、もっと体に障る。 こんなオバさんの嘆きをテレビ局はどう考える。どうかご一考を。※女性セブン2016年10月13日号
2016.09.29 16:00
女性セブン
五輪女子1万m代表の鈴木亜由子 名古屋大卒業し郵便局勤務
五輪女子1万m代表の鈴木亜由子 名古屋大卒業し郵便局勤務
 リオ五輪で女子マラソン中継(TBS系)の解説を務める元マラソン選手でスポーツジャーナリストの増田明美さんといえば、細かすぎる選手情報でバラエティ番組に特集されるほど。そんな増田さんが本番を前に、女子1万メートルに出場する日本人選手の情報をお届けする。 * * * 女子1万メートルの鈴木亜由子さん(24、日本郵政)の支えは、なんといっても「落研(落語研究会)出身」のお父さん。ご実家は、愛知県豊橋市で米屋を営んでいます。ここがまた心温まるお店で、東日本大震災後に私が初めて訪れると、玄関先に福島産のお米が並んでいました。風評被害で苦しむ福島を勇気づけようとしていたのです。 お父さんは誰が来ても気さくに家にあげて話してくださる方です。横で微笑むお母さんからは、初訪問後に「この前は緊張していてお話できませんでした。いつも亜由子を応援してくれてありがとうございます」との丁寧なお手紙を頂きました。私は炊きたてのご飯のように温かいこの一家が大好きで、もう3回も訪れました。 亜由子さんは名古屋大学経済学部卒で卒論テーマは「女性の社会進出と経済効果について」という才女ですが、お喋り好きなお父さんは「突然変異だ」と謙遜することしきり。彼女は日本郵政に所属し、今も週4回、東京の小金井郵便局で働いています。 その亜由子さんと同じ日本郵政所属で女子1万メートルに出るのが関根花観さん(20)。通常、同じチームに強い女子選手が2人いると足を引っ張り合いますが、2人はお互いを尊敬して高め合うことができる姉妹のような間柄です。【プロフィール】ますだ・あけみ/スポーツジャーナリスト。1964年、千葉県生まれ。成田高在学中、長距離種目で日本記録を樹立。引退までの13年間で日本記録12回、世界記録を2回更新。緻密な取材に基づく「詳しすぎる解説」で人気を博す。※週刊ポスト2016年8月5日号
2016.07.28 07:00
週刊ポスト
増田明美さんが明かす女子マラソン代表選手達の猛練習伝説
増田明美さんが明かす女子マラソン代表選手達の猛練習伝説
 リオ五輪で女子マラソン中継(TBS系)の解説を務める元マラソン選手でスポーツジャーナリストの増田明美さんといえば、細かすぎる選手情報でバラエティ番組に特集されるほど。そんな増田さんが本番を前に、女子マラソンに出場する田中智美、伊藤舞の両選手の情報をお届けする。 * * * 田中智美さん(28、第一生命)の特技は、“手でペダルを漕ぐ”ことです。学生時代にケガで走れなかった時、体力アップのためエルゴメーター(自転車のペダル踏み)を3時間続けた田中さんは、頑張りすぎて股関節まで痛めてしまった。すると彼女は、なんと今度は両手でペダルを漕ぐトレーニングを始めて、周囲をビックリさせたそうです。 私が彼女に注目するようになったきっかけは4年前のロンドン五輪のとき。尾崎好美さんのサポートメンバーとして現地に来ていた彼女は一緒に食事をした際、練習後にもかかわらず全員にサッとナプキンを配ったんです。「この子は伸びる」と確信しました。 伊藤舞さん(32、大塚製薬)も並々ならぬ努力家です。彼女の伝説は、練習でプールを「1000往復」したこと。学生時代に監督から「水泳がいい」と言われると、とにかくひたすら泳ぎ続けていて驚かせたそうです。田中さん、伊藤さんは共に所属先の監督と深い「師弟愛」でつながっている点が共通しています。【プロフィール】ますだ・あけみ/スポーツジャーナリスト。1964年、千葉県生まれ。成田高在学中、長距離種目で日本記録を樹立。引退までの13年間で日本記録12回、世界記録を2回更新。緻密な取材に基づく「詳しすぎる解説」で人気を博す。※週刊ポスト2016年8月5日号
2016.07.27 16:00
週刊ポスト

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