芸能

元NHK号泣お天気お姉さん 豪雨レポーターで復帰していた

豪雨レポーターに(『ひるおび!』より)

「号泣お天気お姉さん」として世間を騒がせた気象予報士の岡田みはるアナ(39)が、テレビ界にひっそりと“職場復帰”した。6月30日放送の『ひるおび!』(TBS系)で長崎市の豪雨被害による民家崩落現場のレポーターを務めた岡田アナは、司会の恵俊彰に「現場の岡田さん!」と呼びかけられ、ヘルメットにパーカー姿で画面に登場。約3分間にわたって現地の天候を報告した。

 テロップで肩書きと名前が出たが、“号泣”には一切触れられなかったので、岡田アナと気づかない視聴者がほとんどだったようだ。

 NHK山形放送局のお天気キャスターとして生放送中に大粒の涙を流したのが昨年12月。「現在の鶴岡市の様子を見てみましょう」といったが、画面には関係のない新庄市の様子が映し出された。一瞬、絶句した彼女は訂正してレポートを続けるも、次第に声が震え、右手で涙を拭って「グスッ、グスッ」と生放送中に泣き始めたのだ。3月25日の放送を最後に事実上の“契約解除”となったので、約3か月ぶりのカムバックだ。

 号泣の真相をめぐってはスタッフによる“いじめ”がネット上で噂されたが、その疑惑に対して「当たらずとも遠からず」と本誌(4月15日号)に語ってくれた岡田アナの父親も、娘の復活を喜んでいた。

「知り合いから『出てたね』と電話をもらって初めて知ったんですよ。本人には『出るんだったら電話すればいいじゃないか』と話しましたが、急に出演が決まって電話しているヒマはなかったみたいですね」

 もう生放送中に泣き出す心配はない?

「まあ、そんなことはもうあり得ないと思いますけどね。前の時は、泣き出すなんて『なんで?』と思ってびっくりしたけど」(同前)

 岡田アナはNHK山形を退局後、実家のある長野には戻らず、東京で生活しているという。7月20日には新聞社主催の講演会にも登場予定で、順調に仕事を軌道に乗せているようだ。

 騒動の雨降って地固まったか。

※週刊ポスト2016年7月22・29日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン