ライフ

ホテルバーベキュー BBQ芸人監修や専用ビーチ豪華プランも

福岡市街を一望しながらBBQ(アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ)

 夏の風物詩ともいえるBBQ(バーベキュー)。休日となれば充実の機材を揃えたBBQファンで人気スポットは大混雑だ。最近では、機材はもちろん食材、調味料、食器類と、すべて揃った“手ぶらBBQ”は当たり前。後片付けまでやってくれる専用施設もあり、BBQは好きだけど「面倒な準備はできればやりたくない」というニーズに応えている。

 そんな至れり尽くせりBBQの究極といえば「ホテルBBQ」だ。ホテルライクなホスピタリティと野趣あるBBQの融合はどのような世界なのだろうか──。

 BBQは火を使うので、ビルが林立する都市部での実施は限られる。ホテルも同様で都市部で開催している本格的な施設は数えるほど。そこでアクセスしやすい郊外のリゾートホテルに注目したい。

 東京からならば成田空港のお膝元「ラディソンホテル成田」(千葉県富里市)がオススメ。プールサイドBBQ、ガーデンBBQともに秀逸なロケーション。航空会社の外国人クルーも多く、海外にいる気分にもなれる。

 関西であれば、京都からも至近な「ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ」(滋賀県大津市)はゴージャスそのもの。琵琶湖を望む開放感でホテルクオリティの食材、ドリンクの豊富なラインナップに驚かされる。

 いずれのホテルも都市型のリゾートホテルだが、BBQには重要な要素である開放感や非日常感が群を抜いている。どのホテルも郊外ということもあり、最寄り駅とホテル間に無料送迎バスがあるので、運転の心配なく思い切り飲めるのが楽しい。

 都心部にはホテルBBQが少ないことは前述したが、都心にしてその贅沢なロケーションを活かし進化しているホテルもある。

 もはやホテルBBQの伝統ともいえるのが、今年で50回目という「東京プリンスホテル」(東京都港区)の“森の中のビアガーデン”。600席という規模は圧巻。その他のプリンスホテル群では、品川・高輪エリアのプリンスホテルにも注目。「グランドプリンスホテル新高輪」(東京都港区)の“高輪フォレストガーデン”は、ダイヤモンドプールサイドというロケーションの中、食材やホスピタリティなどにも気遣うクオリティ重視のホテルBBQだ。

 いずれも駅近、プリンスホテルの持つ立地条件、敷地面積などの恵まれた環境を存分に活かしている点で共通している。また、「新横浜プリンスホテル」(神奈川県横浜市)も面白い。BBQ芸人として有名な「たけだバーベキュー」氏が考案したセットが楽しめる。

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン