「まず、自分の住んでいるエリアにある地方銀行や信用金庫で、何かキャンペーンはないか探してみるといい」とアドバイスするのは畠中さん。というのも、地銀や信金では、口座開設が営業エリア内の在勤、居住者に限られる場合があるからだ。これまで浮気をせずにメガバンク一筋だった人にとっては、地銀や信金の魅力を知ると、目まいがする人もいるかもしれない。

 ユニークなものでは、福岡銀行の「バースデー定期」(預入金額:1万円~、期間:誕生日が満期日)は、毎月抽選でフラワーギフト券が当たる。

 要介護・要支援の認定を受けた人と家族を対象にした会津信用金庫の介護支援定期預金「きずな」(預入金額:10万円~、期間:1年以上)は、普通傷害保険(日常生活のけが全般を補償)がついて、フリーダイヤルで健康・介護の相談にのってもらえる。

「定期預金をしてみたいと思った地銀や信金の口座が作れるかどうかわからない場合は、電話で問い合わせましょう。もみじ銀行のV預金がそうであったように、地域が違うからとあきらめるのはもったいないですよ」(畠中さん)

 実際、編集部が確認したところ、前出の福岡銀行や山形銀行は、東京都など他の地域に住んでいても、支店さえあれば窓口に行って申し込めることがわかった。

 定期預金ウオッチャーでブログ『1億円を貯めてみよう!』を運営する、すぱいくさんが言う。

「お住まいの近くに支店がなくても、スルガ銀行などのようにインターネット支店があれば、全国から申し込みが可能ですから、今はチャンスが広がっています」

※女性セブン2016年9月1日号

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