芸能

米倉涼子が語る新ドクターX「私がいなくても成り立つ面白さ」

『ドクターX』のシーズン4がいよいよ10月スタート

「私、失敗しないので」の名セリフでおなじみの米倉涼子(41才)主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系・10月スタート、木曜21時~)が、この秋帰ってくる。

 外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため一切の妥協を許さず突き進む、失敗しない女の新たなる闘いの幕が切って落とされる。主演の米倉に話を聞いた。7月に放送されたスペシャルドラマは番組平均視聴率22%を獲得した。

「視聴者の皆さんの期待に沿えるようキャスト、スタッフが一丸となって“失敗しないドクターX”を作ってきましたが、ずっしりとのしかかった重圧は苦しかったですね。視聴率を気にしているわけではありませんが、結果にはビックリしました。

 2時間という長い時間、皆さんよく我慢してテレビの前に座って見ていただけたなぁ、って感謝の気持ちでいっぱいです。リオ五輪で女子体操選手のチームの『私たち、失敗しないので』っていう合言葉を聞いて、私たちが作ってきたドクターXがこうやって浸透してきてるということがわかり、嬉しかったと同時に、私たちも失敗できない!ってあらためて思いました。

 でも、たとえ失敗しても、その失敗から学んでいけばいいと思っています。実際私も失敗ばかりするんですが、その失敗も誇りに思っています」

 大門未知子といえば白衣×ミニスカートで美脚を惜しげもなく披露する。誰もが羨む抜群のスタイルを持つ米倉だが――。

「見えないところにお肉がついてるんですよ。ズボラだからストイックにトレーニングはできないけど、暇があればピラティスやって、あとはできるだけ歩くことを心がけています。
お肉もすごく食べるし炭水化物も食べます。撮影中はね、お弁当を全部食べちゃうと危険なので気をつけてます(笑い)。

 基本的に落ち着きがないんですよね。でも、落ち着きがないっていうことが大事なのかなって。ずーっと座りっぱなしでテレビを見ることができないんですよ。テレビを見ていてもCMの最中は立ってるとか、意識的にじゃないんですけど、気がついたら何かやってますね」と、撮影中もスタジオに流れる音楽に合わせながら体を動かしていた。

 シーズン4となる『ドクターX』。

「私がいなくても成り立つんじゃないかというくらい面白くて! キャストの皆さん濃いかたばかりなんですよ。特に、今回は医局の中の駆け引きが面白くなりそうな予感でいっぱいです」

 今作も楽しみでしょうがない。

撮影/木村直軌

※女性セブン2016年10月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン