国内

赤松良子氏「女性リーダーの足引っ張るやり方はつまらない」

細川護煕政権では文部大臣に登用された赤松良子氏

 小池百合子氏や蓮舫氏ら女性リーダーの誕生が相次ぐ日本政界。官僚時代に男女雇用機会均等法制定の中核を担い、細川護煕政権では文部大臣に登用された先駆者、赤松良子氏(87)はそんな日本政界をどう見ているのか。

 * * *
 今は“女性の活躍の時代”だと言われていますね。ちょっと前までは掛け声倒れだなんて思いながら、掛け声はないよりはいいと思って声を掛け続けてきました。しかし今、蓮舫さんと小池百合子さんという二人の女性リーダーの誕生によって、ようやく掛け声倒れではなくなったなという実感があります。

 私は若い頃、男性と競争するのなら最低限同じ出発点に立ちたいと思ったし、“私は立てている”とも思っていました。東大法学部出身だし、国家公務員試験も上級職試験に合格していたし。

 けれど、当時女性を採用する省なんて労働省だけでした。婦人少年局(現在は雇用均等・児童家庭局)という部署があって、当時の課長は谷野せつさんという日本で初の工場監督官を務めた有名な方でした。

 女工哀史という言葉があるように、女性が繊維工場で過酷な労働に就いていた時代にそうした労働条件を改善するために尽力なされた。私が入省した当時、それはもうすごい貫禄でした。

 ただ、私はすぐに埼玉の労働基準局に飛ばされてしまったの。今でこそ埼玉は発展しているけれど、当時の埼玉はねぇ……荒川を越えて埼玉に向かうとき「ああ、これで都落ちだわ」と肩を落としたものでした。

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン