一方、LED電球とスピーカーを合体させたのが、ソニーの『LSPX-103E25』。サイズは一般的なLED電球とほぼ同等。
E26口金の機器に取りつけて明かりを点灯させると、スピーカーとしての電源もオンになるという仕組みだ。例えば、大きなスピーカーを置く場所がないキッチンやコンセントが少ない洗面所でも、好きな音楽を良い音で聴けるようになるので、家事も楽しくなりそうだ。防水仕様ではないため、お風呂場に導入できないところは少し残念か。
スピーカーは本体先端部に配置することで音を遮るものをなくして、よりクリアな音質を実現している。Bluetooth対応なので、スマホやタブレット端末に入っている音楽をワイヤレス再生できる。
本体には手のひらサイズのリモコンが付属する。音量の調整や32段階の調光、また、192色から好みの色を選んでカラー点灯(※ カラー点灯時の調光はできない)させることも可能なので、活用の幅は広い。しかし、LED電球だが高音質スピーカーでもあるため、1つ約2万5790円と非常に高価だ。通常のLED電球と上手に使い分けたい。
※女性セブン2016年11月3日号