参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「私をみなさんの、みなさんのお母さんにしてくださーい! お願いします!」──独特の演説も話題になり、参院選で当選を果たした参政党・さや氏(43)。見事、“お母さん”となった彼女について、参政党は7月23日、さや氏の本名を「塩入清香」であると公表した。党の公式ホームページによると、「当選という結果を受け、当初皆さまにお約束させて頂いたとおり、国会議員としての公的責任を果たすうえで必要不可欠」との考えのもと発表に至ったという。
さや氏は、青山学院女子短期大学英文学科を卒業し、シンガーやキャスターとして活動していることが公表されていたものの、あくまで“さや”名義で出馬し、本名をはじめプライベートの多くが謎に包まれていた。
さや氏の本名が公表された7月23日、『文春オンライン』公式X(旧Twitter)は、「参政党・さや、結婚していた “秘密の夫”はスター音楽家「家族に迷惑がかかるかもという理由で本名を伏せていた」《参院選東京で2位当選》」と題した記事について告知している。
かねてよりネット上では、さや氏の夫は音楽家の塩入俊哉氏(65)ではないかと噂されていた。全国紙の政治部記者が明かす。
「選挙中から、さや氏の夫が塩入氏だとする書き込みがネット上で見受けられる状況でした。塩入氏は、“悲しみを癒やすピアニスト”として知られ、西城秀樹さんや稲垣潤一さんらのツアーの音楽監督を担当してきました。フィギュアスケートの羽生結弦さんや高橋大輔さんとコラボしたこともあります」