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2016.10.24 16:00  週刊ポスト

ボツイチ 愛妻家だった人が「第2の青春」を謳歌する傾向

 立ち直るきっかけになりやすいのは、冒頭の男性のように「新しい趣味」を始めることだ。盆栽や俳句といったインドアの趣味から、登山やテニスなどアウトドアまで、ジャンルはさまざまである。

「妻に先立たれた後は人と話す機会がほとんどなかった。それで話し相手を作るために、週に1回、男の料理教室に通い始めました。すると同じ境遇の同年代の男性が数人いて、彼らとすぐに意気投合。外で飲んだり、誰かの家に集まって、覚えたばかりの料理を作ったり。自分で食べる料理のレパートリーも増えて、一石二鳥です」(67歳男性)

 なかには死別を機にペットを飼い始め、それが生きがいになる人も。

「ある時、いきなり息子がやってきて、トイプードルの子犬を家に残して帰ってしまったんです。その子犬は躾も何もされていなくて、世話が大変。でも、子犬の世話に必死になっていたら、不思議と寂しさを感じなくなりました。犬は『花子』と名付けましたが、今ではご近所の方からも『花子パパ』と声をかけてもらえるようになり、息子には感謝しています」(72歳男性)

 65歳でリタイア後、学生アパートの経営を始めて、立ち直った男性もいる。

「日吉の慶応大学近くのアパートを経営するようになって、学生から就職の相談を受けることも多くなった。子供がたくさんできたみたいで、本当に嬉しい。貿易関係の仕事で世界中を飛び回っていた時の経験を話すと、みんな感心しながら聞いてくれます」(67歳男性)

※週刊ポスト2016年11月4日号

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