ライフ

カラオケの選曲 松田聖子を歌う歌わないに人間性の違い出る

カラオケの選曲で人間性がわかると語る植松氏

 世のオバさま方が美しく健康に生きていけるように、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイスします。今回は、アラフィフ女性のカラオケの楽しみ方について語ってくれました。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。前回、カラオケパーティーについて書いたところ、周囲から「私も出席したい」というお申し出が多数。やはり大人世代の皆さんは、どこか無理して、新しい曲、覚えないとカッコ悪いと思っているのでしょうね。

 私なんてここ数年は、「21世紀の曲は知らない」と、一度開き直ってしまえば、後はもうラクチンこの上なく、楽しい時間を過ごしております。

 カラオケの選曲によって、その人の隠れた一面がわかるというお話にも、多くの賛同をいただきました。ごく大雑把な話として、女性が聖子さんを歌うか、歌わないかという違いは大きいような気がします。

 聖子さんを歌わないかたの多くは、明菜さん、百恵さん、工藤(静香)さんを歌います。「ぶりっ子」という言葉に象徴される、わかりやすい女性らしさに惹かれるか、惹かれないかの違いが大きいのかもしれません。

 マニアックなアイドルが好きなかたは、やはりライフスタイルの端々にもこだわりが表れていたり、また仲良しグループはぶりっ子に対する方向性がほぼ一致するという空気感。考えれば考えるほど、カラオケは奥が深いものですね。

 そしてもう1点、気がついたことがあります。私が参加するカラオケでは、面白いことに参加者のお洋服がカラオケモードなかたが多いんです。「カラオケモードのファッションって、どんなん?」と思われるかもしれませんね。それは少々のドレスアップです。理由は私たちの間では、立って歌うのが定番だから。

 バブルの頃の名残というか習慣なのか、全員がアイドル気分(ずうずうしいという突っ込みはなしでお願いします)だからなのか、はたまた、座ったままでは以前と同じキーの声が出なくなったからと、理由はさまざまですが、ともかく、仲の良いお友達でカラオケに行くと、立って歌うのがお約束です。

関連キーワード

関連記事

トピックス

万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン