「K顧問は部屋運営を黙認する代わりに、理事改選の際に春日山親方の1票を動かせるようにしていたといわれています」(同前)

 状況が変わったのは北の湖理事長が昨年11月に急逝してからだ。理事長代行となった八角親方は昨年12月に理事長に昇格。今年3月の理事長選では、協会改革を目指して立候補した貴乃花親方と一騎打ちとなった。

「八角理事長は北の湖体制で協会運営を仕切っていたK顧問の追放に動き、K顧問は貴乃花サイドについた。

 そうしたなかでK顧問は春日山親方に、『名跡証書の再発行』を密約して貴乃花サイドに協力するよう求め、春日山親方は貴乃花グループの理事候補に投票、自身が所属する伊勢ケ浜一門から立候補した反貴乃花の親方の落選に一役買ったとされています」(同前)

 ところが、理事長選では貴乃花が惨敗。八角体制はより強固になった。そこで、従来の一門を横断して勢力を広げる貴乃花グループの分断工作として「春日山辞任勧告」が動き出したとみられているのだ。

「北の湖前理事長の後ろ盾を失った後、K顧問は協会と労働契約を巡って係争中。八角理事長にしてみれば煙たい存在。今回の春日山親方に対する処分は、貴乃花グループとK顧問から春日山の1票を奪おうという動きでしょう」(部屋関係者)

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