ライフ

デキるビジネスマンの気分を味わう5つの方法

●その3 ビジネス書の受け売りをする

「デキるビジネスマン気分」をお手軽に覚えさせてくれることこそが、世にあふれているビジネス書の最大の役割と言っていいでしょう。読んでいるあいだだけは「生まれ変わった自分」になれたような気がしますが、たいていの場合は気のせいです。しかし、それはビジネス書のせいではありません。話題のビジネス書をチェックし、折に触れて受け売りのご高説を垂れましょう。聞くほうも「話題についていける自分」を見せたくて、感心しながら話を合わせてくれるので、自分がいっぱしの論客になった錯覚を抱けます。

●その4 武勇伝を盛り気味に披露する

「デキるビジネスマン気分」に浸りたかったら、武勇伝を披露するのがいちばんです。いちおう長くビジネスマンをやっていれば、まぐれで契約を取ったとか上司にホメられたとか女性社員とハズミで……とか、武勇伝のひとつやふたつはあるはず。客観的に見て、それが武勇伝と言えるほどのことかどうかは関係ありません。必要に応じて大めに盛りつつ、酒の席などで得意気に披露しましょう。聞かされる側も、こういうのはお互い様だと思って、話し半分に聞きつつ「へー、すごいですね」と感心してくれるに違いありません。

●その5 「大物」との関係を自慢する

「デキるビジネスマン気分」を実感しつつ、周囲にも自分がデキる人間であることをアピールしたかったら、いろんな「大物」との関係を自慢しましょう。どこそこの社長とはパーティで名刺交換したことがあるとか、有名人の○○は同じ高校の出身だったとか、どんな細い関係でもかまいません。聞かされた側は「それがどうした」としか思いませんが、自分自身がうっかり「それがどうした」と思いさえしなければ、尊敬や羨望の視線を浴びている気になれます。実際には人間としてのセコさを露呈しているだけだとしても。

 それぞれ裏目に出る可能性はありますが、大きな成果をつかむためにはリスクがあるのは仕方ありません。失いかけている自尊心を取り戻すために、よかったらチャレンジしてみてください。もしかしたら、多くのみなさんがとっくに実践していることばかりかもしれませんが、意味や効果をあらためて考えることで、ますます張り切って取り組めるはず。万が一、急に恥ずかしくなって「うわー、やらないように気を付けよう……」と思ったとしても、それはそれで書いた甲斐があります。

関連記事

トピックス

インフルエンサーの景井ひなが愛犬を巡り裁判トラブルを抱えていた(Instagramより)
《「愛犬・もち太くん」はどっちの子?》フォロワー1000万人TikToker 景井ひなが”元同居人“と“裁判トラブル”、法廷では「毎日モラハラを受けた」という主張も
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン
千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン