料理研究家・枝元なほみさんが、気になるグルメタウンを訪問。金沢・近江町市場で見つけたものは?
「金沢は父の単身赴任先だったの。幼い頃の市場の記憶は、威勢のいいスイカの叩き売り。今も活気ある雰囲気は変わりませんね。地の鮮魚や野菜は、観光客には差がよくわからないから、質問しやすい雰囲気がお店を選ぶ決め手になるかも。同じかにでも値段が倍違うなど“なぜ?”と思うことも多いから、自然とお店の人との会話が増える市場です」(枝元さん)
海鮮丼発祥と言われる「井ノ弥」へ。寒ぶりは脂がのった天然のみを使うなど、ぶ厚いネタにもこだわりが。特製しょうゆなどを熟成させ、だしで割った特製だれで食べる。
また、えびや白子など20種以上の魚介に金箔を散らした『上ちらし近江町(特盛)』(2900円)。
「ボリュームに圧倒されたけど、ネタそれぞれの食感も違うから、あっという間に完食!」(枝元さん)。
※女性セブン2017年1月5・12日号