ビジネス

火災保険、鍵&水回り問題対応が付帯されている場合も

いざというときは付帯サービスを確認すべし(写真/アフロ)

 生活マネーウォッチャーの「お~ミカ。」さんが、知らなきゃ損するマネーの裏ワザを取材! 今回は火災保険のお話です。火災保険は火事という不慮の事態だけでなく、別の時にも使えるようです。

 * * *
 火災保険は、火事や水害などによる自宅の被害に備えるための保険。持家でも賃貸でも、加入している人が多いと思いますが、普段あまりお世話になることがないせいか、契約内容を熟知している人って少ないのでは?

 かくいう私も、先日、マンションの上の階から水漏れし、自宅が水浸しに。リフォーム費用にウン百万円もかかるって聞いて、慌てていろんな保険の契約書を確認してみたの。そしたらびっくり! 火災保険って、意外と使えるお得なサービスがけっこうついているんです。これは使わなきゃ損! ってことで、火災保険に詳しいファイナンシャルプランナーの平野敦之さんにお話を聞きました。

 火災保険の付帯サービスで代表的なのが「鍵のトラブル対応」。鍵をなくして家に入れないというような時は、無料で解決できる可能性が大。

「補償の範囲は各付帯サービスで異なりますが、鍵開けまでは無料というところが多いですね。焦って鍵の専門業者を呼ぶ前に、まず付帯サービスの窓口に電話をしてみましょう」

 鍵開け業者を呼んだ場合、安くても5000円、高いと1万円以上はかかるみたい。これがタダになるならお得。

 さらに鍵と同じぐらい、多くの火災保険についているのが水回りのトラブル対応。

「トイレなど、排水口のつまりで呼んだ場合、30分程度の応急処置や出張料が無料というサービスがついているのが主流。無料の範囲を超える場合も、修理内容や見積りをもらえばよいので、落ち着いて検討できます」

 他にも医療や税務、法律など、生活上の不安や疑問を気軽に相談できるサービスがついているところもあるんですって。

「特に医療サービスは健康相談から医療機関の紹介など広範囲にわたります」

 火事や水害のリスクはめったにないけれど、付帯サービスを使える機会はけっこうありそう。せっかく保険料を払っているのだから、自分が受けられるサービスを保険会社に確認して、活用しましょう。

※女性セブン2017年1月26日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

『東京2025世界陸上』でスペシャルアンバサダーを務める織田裕二
《テレビ関係者が熱視線》『世界陸上』再登板で変わる織田裕二、バラエティで見せる“嘘がないリアクション” 『踊る』続編も控え、再注目の存在に 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン
カザフスタン初の関取、前頭八・金峰山(左/時事通信フォト)
大の里「横綱初優勝」を阻む外国人力士包囲網 ウクライナ、カザフスタン、モンゴル…9月場所を盛り上げる注目力士たち10人の素顔
週刊ポスト
不老不死について熱く語っていたというプーチン大統領(GettyImages)
《中国の軍事パレードで“不老不死談義”》ロシアと北朝鮮で過去に行われていた“不老不死研究”の信じがたい中身
女性セブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《ベビーカーショットの初孫に初コメント》小室圭さんは「あなたにふさわしい人」…秋篠宮妃紀子さまが”木香薔薇”に隠した眞子さんへのメッセージ 圭さんは「あなたにふさわしい人」
NEWSポストセブン
59歳の誕生日を迎えた紀子さま(2025年9月11日、撮影/黒石あみ)
《娘の渡米から約4年》紀子さま 59歳の誕生日文書で綴った眞子さんとまだ会えぬ孫への思い「どのような名前で呼んでもらおうかしら」「よいタイミングで日本を訪れてくれたら」
NEWSポストセブン
試練を迎えた大谷翔平と真美子夫人 (写真/共同通信社)
《大谷翔平、結婚2年目の試練》信頼する代理人が提訴され強いショックを受けた真美子さん 育児に戸惑いチームの夫人会も不参加で孤独感 
女性セブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
ヒロイン・のぶ(今田美桜)の妹・蘭子を演じる河合優実(時事通信フォト)
『あんぱん』蘭子を演じる河合優実が放つ“凄まじい色気” 「生々しく、圧倒された」と共演者も惹き込まれる〈いよいよクライマックス〉
週刊ポスト
石橋貴明の現在(2025年8月)
《ホッソリ姿の現在》石橋貴明(63)が前向きにがん闘病…『細かすぎて』放送見送りのウラで周囲が感じた“復帰意欲”
NEWSポストセブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
「ずっと覚えているんだろうなって…」坂口健太郎と熱愛発覚の永野芽郁、かつて匂わせていた“ゼロ距離”ムーブ
NEWSポストセブン
新潟県小千谷市を訪問された愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA) 
《初めての新潟でスマイル》愛子さま、新潟県中越地震の被災地を訪問 癒やしの笑顔で住民と交流、熱心に防災を学ぶお姿も 
女性セブン