松方さんは昨年2月、頭痛や体のしびれなどの体調不良を訴えて入院。精密検査の結果、「脳リンパ種」であることが判明し、以降、入院先での闘病を余儀なくされていた。放射線治療と抗がん剤治療を中心に取り組んでいたが、昨年秋頃、抗がん剤を投与している時に、脳梗塞を起こす。
「松方さんは一時的に脳リンパ腫の治療を中止せざるを得なくなりました。その後もさらに小さな脳梗塞を2度起こしたため、腫瘍の治療は思うように進まなかった。この年末年始には言葉がほとんど出なくなり、意識も混濁することが多かった」(前出・松方さんの知人)
その病室で、朝から晩まで、彼女だけがひとりで付き添ってきた。
「山本さんは火葬した後の遺骨も、自分で納骨したいと希望しているようです。しかし、松方さんには元モデルとの間に3人、仁科家に2人、千葉マリアとの間にも1人の子供がいます。財産分与や遺品の分配を含め、調整は難航しそうです」(前出・松方さんの知人)
昭和のスターはたったひとりの女性に見守られるなか、帰らぬ人となった。
※女性セブン2017年2月9日号