芸能

ブルゾンちえみ 夜な夜な新宿2丁目でネタ探し

実はモテモテ

 上半身裸のイケメン2人を従えて、上から目線で恋愛指南するキャリアウーマンネタで話題のブルゾンちえみ(26才)。いま最もスケジュールがとれない女芸人ともいわれているが、3月5日の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、

「今月いただいたのは、5000円…」

 と、まだ大ブレークの恩恵にあずかっていないフトコロ事情を告白して周囲を驚かせた。急なフィーバーに給料が追いつかないのはよくある話。でも彼女にはお金とは別の悩みがあった。

 2月下旬の夜、肌を刺すような冷たい風が吹きつける中、ブルゾンは世界最大のゲイタウン・新宿2丁目にいた。オネエ系の友人らしき男性と並んでカウンターに座り、ゆっくりとグラスを傾けるが、リラックスモードとはほど遠い。猛禽類のような彼女の視線は、獲物を狙うかのように店内をくまなく見渡していた。

「ブルゾンちゃん、ネタ探しに夜な夜な2丁目に足を運んでるんですよ。今はテレビに引っ張りだこだけど、キャリアウーマンネタしかやっていないし、“一発屋で消えちゃうのが怖い!”って悩んでるんです。この前もオネエ系のスタイリストに、“あんたは本当の意味での2丁目の門をくぐってないの。今日はスゴイとこ行くわよ!”って誘われて、ディープなお店に参戦していました(笑い)」(芸能関係者)

 岡山県出身のブルゾンは、祖母は保育園園長、父は小学校教師という教育一家で育った。偏差値60を超える名門高校を卒業し、教職をとるため島根大学教育学部に進学したが、芸能界に入ろうと一念発起して中退した。

「見た目やキャラの割に、根はクソ真面目。ときどき岡山の方言が出ちゃうのも、まだまだ東京に慣れていない証拠ですよ。ま、芸歴2年目ですからね。場数も踏んでないし、将来に不安を覚えるのもしょうがない話ですけど」(お笑い関係者)

 経験不足を露呈したのが2月28日の『R-1ぐらんぷり』。極度の緊張で頭が真っ白になったブルゾンは本番中にフリーズ。終了後の号泣も話題を呼んだ。

 そうは見えないが意外にも恋愛経験は豊富。中学時代には10人以上から告白され、上京後にファストフード店で働いたときには、ネパール人バイト仲間数人から猛アプローチされた。

「お笑い養成所時代の同期や先輩の中には、本気で彼女を狙ってる男もいるんですよ。本人は自覚ないみたいですけどバラエティー番組でもプライベートでも、トーク力があって切り返しもうまいから、気に入っている人も多い」(前出・お笑い関係者)

「花は自分からミツバチを探しにいきますか?(絶妙な間)探さない。待つの!」

 男女の駆け引きを、花とミツバチに例えた彼女の格言はどうやら実体験。でも、新しいネタは待ってばかりじゃダメ!

※女性セブン2017年3月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
渡邊渚さんが綴る「PTSDになった後に気づいたワーク・ライフ・バランスの大切さ」「トップの人間が価値観を他者に押しつけないで…」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
ルーヴル美術館での世紀の強奪事件は瞬く間に世界を駆け巡った(Facebook、HPより)
《顔を隠した窃盗団4人組》ルーブル美術館から総額155億円を盗んだ“緊迫の4分間”と路上に転がっていた“1354個のダイヤ輝く王冠”、地元紙は「アルセーヌ・ルパンに触発されたのだろう」
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン