ライフ

日本全国「地方都市あるある」まとめ by NEWSポストセブン

地元の人なら思わずうなずく「あるある」事情

 日本各地には、札幌市の『コンビニといえばセーコーマート」など、地元の人だけが共有する「常識」がある。そんな市民なら思わずうなずく「あるある」事情をお届けする。 (イラスト/福島モンタ・2017年3月18日更新)

札幌市(北海道)あるある

時計台見てガックリきた観光客に一言

時計台を見てガックリ来た観光客には「中を見てくれ」と言いたい

 外観撮影だけで帰る観光客が多いが、建物内には時計台の歴史を伝える博物館など観るべき観光物がある。

コンビニといえば「セブン」ではなく「セコマ」

 札幌に本社を持つコンビニ「セイコーマート(通称セコマ)」は、札幌人にとって身近な存在。日本で一番多いセブン.イレブンよりも歴史が古い。

先祖が屯田兵だと一目置かれる

 屯田兵は明治時代に北海道の警備と開拓にあたった兵士のこと。

函館市(北海道)あるある

函館では朝食からイカメニューが出る家庭も

朝からイカソーメン、イカポッポ焼きが常識

 全国有数のイカの水揚量を誇り、朝食からイカメニューが出る家庭も。

ハンバーガーといえばマクドナルドよりモスバーガーより「ラッキーピエロ」

 函館に本社を置く道南地区最大のハンバーガーチェーン。一番人気は鶏の唐揚げを挟んだ「チャイニーズチキンバーガー」。ほかに「土方歳三ホタテバーガー」、「くじら味噌かつバーガー」なども。

函館人は訛っていることを指摘されると怒る

 青森に近いためか、北海道の他の地域と比べて東北訛りが強いと言われている。

新潟市(新潟県)あるある

新潟は女子高生のスカートが日本一短い?

女子高生のスカートが日本一短い。たぶん

「日本一制服のスカート丈が短い県」とテレビや雑誌で話題になり、教員たちが啓発運動をしたこともあった。

「北陸」にも「東北」にも入れられたくない

「中部地方」、「関東甲信越」にも入り、電気は「東北電力」。新潟の人はそのどの区分も否定しがちで、特に「北陸」、「東北」とされるのを嫌がる。 

血液型を聞かれると、とりあえず「新潟」と答える

 新潟では定番の返し。隣県の「山形」出身者がその場にいると、ウザさが倍増。

金沢市(石川県)あるある

金沢市は「全国京都会議」を2008年に脱会

“小京都”を名乗る「全国京都会議」を実は脱会している

 47都市が加盟している「全国京都会議」を2008年に脱会しているので、正確には「元・小京都」。

石川県ではなく「金沢出身です!」

 出身地を聞かれると、ほぼそう答える。「石川県」の知名度には疑問をもっている。

スニーカーや上履きは「ズック」踵を踏むのは「ズッパ」と言う

 踵を踏んでスリッパのようにした状態をズッパと言い、全国共通語だと勘違いしている人が多い。

高松市(香川県)あるある

愛媛県松山市と“四国ナンバーワン”を争っている香川県高松市

住所「うどん県」で年賀状が届くと自慢はするが、いざ届くとイラっとする

 郵便番号さえ合っていれば「うどん県」でも郵便物が届く。が、他県の人からやたら「うどん県ね」という態度を取られることに内心イラついている。

大阪のラジオが聞けるんです!

 なにかと本州の文化に近いことが誇りになっている。 

セブン-イレブン、スターバックス、ニトリ…「四国初出店」はいつも高松から

 単に「本州に一番近いからだろう」というツッコミは野暮。

松山市(愛媛県)あるある

愛媛県民自慢の名城・松山城(撮影/太田真三)

「ポンジュースご飯」という幻の給食メニューがある

「みかんご飯」「オレンジピラフ」とも言うが、ポンジュースで炊いたご飯が一部の学校で本当に出ていた。味については賛否両論。恐怖の思い出として語る人もいる。

「知り合いが“友近”の友達」率が異常に高い

 お笑い芸人の友近の出身地だが、やたらと「友近の友達」につながる人が多い。

『坊っちゃん』にはちょっと迷惑している

 夏目漱石はリスペクトして いるが、『坊っちゃん』の せいで松山が田舎と誤解されるのは嫌だ。

関連記事

トピックス

「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ犯から殺人犯に》「生きてたら、こっちの主張もせんと」八田與一容疑者の祖父が明かしていた”事件当日の様子”「コロナ後遺症でうまく動けず…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「本人にとって大事な時期だから…」中居正広氏の実兄が明かした“愛する弟との現在のやりとり”《フジテレビ問題で反撃》
NEWSポストセブン
デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止に…(時事通信フォト)
【デフリンピック半年前の騒動】デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止「監督は聴覚障害に理解があるはずでしたが……」 ろう者サッカー協会が調査へ
NEWSポストセブン
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督からのメッセージ(時事通信フォト)
《長嶋茂雄さんが89歳で逝去》20年に及んだ壮絶リハビリ生活、亡き妻との出会いの場で聖火ランナーを務め「最高の人生」に
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」
NEWSポストセブン
今年3月、日本支社を設立していたカニエ・ウェスト(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストが日本支社を設立していた》妻の“ほぼ丸出し”スペイン観光に地元住人が恐怖…来日時に“ギリギリ”を攻める可能性
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン