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金沢市は全国の「小京都」による「全国京都会議」脱会済み

金沢市は「全国京都会議」を2008年に脱会

 北陸新幹線開通で訪れる人が増え、にぎやかになった金沢市。江戸時代は加賀藩の城下町として栄え、加賀の小京都と呼ばれる金沢市にも、地元の人だけが共有する「常識」がある。その金沢市ならではの「あるある」事情をお届けする。

人口/46万5810人
面積/468.64平方
(平成27年国勢調査より)
主な出身有名人/鹿賀丈史(俳優)、田中美里(女優)、中田ヤスタカ(音楽プロデューサー)

◆石川県ではなく「金沢出身です!」
 出身地を聞かれると、ほぼそう答える。「石川県」の知名度には疑問をもっている。

◆待ち合わせの定番は「巨大やかん」前
 金沢駅東口に巨大なやかんが転がった形のオブジェ「やかん体、転倒する。」がある。見た目がシュールなので写真撮影する観光客も多い。

◆スニーカーや上履きは「ズック」踵を踏むのは「ズッパ」と言う
 踵を踏んでスリッパのようにした状態をズッパと言い、全国共通語だと勘違いしている人が多い。

◆“小京都”を名乗る「全国京都会議」を実は脱会している
 47都市が加盟している「全国京都会議」を2008年に脱会しているので、正確には「元・小京都」。

◆「星稜」高校を「青陵」と間違えることは許されない
松井秀喜を生んだ星稜高校を金沢市民が間違えるわけがない。他県の人が間違えても、即座に否定しないと気が済まない。

イラスト■福島モンタ

※週刊ポスト2016年11月11日号

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