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ビールや加糖飲料、EDへの影響は?

ビールとEDの相関関係は?

 性行為を試みようとして、それが達成できないのは非常に寂しいもの。最近は男性向けに優れた治療法や治療薬が存在するが、生活習慣から予防することも可能だ。

 仕事中のみならず、休憩時間のお供でもあるコーヒーは、飲み方に気をつけないとEDリスクが増える。米国で30年以上続く大規模追跡調査「フラミンガム子孫研究」によると、1週間に炭酸飲料や清涼飲料などの「加糖」飲料を6缶以上飲む人は、3缶飲む人に比べて糖尿病になるリスクが46%増加した。川崎医科大学附属病院・副院長の永井敦医師が解説する。

「糖尿病になると内皮細胞が激しく障害され、ED発症のリスクが著しく増えます。コーヒーが好きな人はブラックで飲んでください」

 飲み物では、「ビール」の飲みすぎが危ないという説もある。ビールの原材料であるホップには、「フィストロゲン」という女性ホルモンに似た作用の物質が含まれる。これを男性が多量に摂取すると、EDを招くリスクがあるという。

 アルコール自体が持つEDリスクも考慮すると、1日2~3杯程度に留めておくのが無難だ。

※週刊ポスト2017年3月24・31日号

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