昭恵さん自身、こうした生活を心から楽しんでいたと多くの人は口をそろえる。では夫婦仲は本当のところ、どうだったのか。過去のインタビューで昭恵さんはこんなホンネを語っている。
《政治家の夫婦って、一緒に外に出るときには仲の悪い素振りなんて見せられませんから外で仲のいいフリをしていると、いつの間にか実際にも仲良くなる》
この通りの夫婦生活を安倍夫妻が続けてきたと語るのは、前出・昭恵さんの知人だ。
「子供のことなどの悩みはあっても、結婚生活はおおむね平穏でした。夫が疲れて帰宅すると酔っぱらった昭恵さんがフラダンスを踊りながら出迎えて、安倍首相が思わず噴き出すなど、微笑ましい結婚生活でした」
だが現在、夫婦の間には明確な一線が引かれている。
4月2日には山梨県富士河口湖町内のハンバーガー店で昼食をともにして報道陣の前に姿を見せた。
「昼食の後、夫妻は仲睦まじく車に乗り込んで山梨を後にし、東京・富ヶ谷の私邸に帰ったかのように思われていますが、実は帰り道にもう1台の車が用意されていて、昭恵さんはそちらに1人で乗り換えて自宅には帰らなかったそうです」(全国紙政治部記者)
すでに夫婦間の会話はほとんどない。私邸でも寝室は別で、「最近は外遊先のホテルでも別々の部屋に泊まることが多い」(前出・政治部記者)という。
結婚30年目で迎えた夫婦のどん詰まり。昭恵さんは、過去のインタビューで「主人と別れたら生きていけません」と述べている。
「昭恵さんの実家は資産家ですが、どうも折り合いがうまくいってないみたいです。資産公開を見ても昭恵さんの資産はゼロで、自ら開店した居酒屋の資金800万円は夫から借りています。“別れたら生きていけない”は彼女の本音かもしれません」(前出・昭恵さんの知人)
安倍首相は、近しい人に離婚について問われ、こう答えたという。
「できることなら、もうしているよ」
大逆風に吹きつけられ、安倍夫妻の“桜の花びら”は散る寸前である。
※女性セブン2017年4月30日号