国内

出会ったら幸福になれる! 世界初のハリネズミカフェが人気

『ハリネズミカフェ HARRY』のポッター

 絵本やグッズのキャラクターとして大人気のハリネズミ。

「でも、本物のハリネズミを近くで見たり、触れ合ったことがある人は意外と少ないみたいですよね」

 東京・六本木にある『HARRY』は、世界初のハリネズミカフェ。ここで、お客さまと一緒に過ごす仕事をしているのが、ポッターたち約30匹のハリネズミたちだ。

「店名から続けて読むと…ハリー・ポッター! でもボク以外のコたちは基本的に名前がないんだ。なぜなら、ここで出会ってお客さまの家族に迎えてもらうことが多いからね」

 ハリネズミは顔立ちも毛の色も個性豊か。ポッターはソルト&ペッパーというオーソドックスな色だが、100種類以上のカラーがあるといわれている。とがった毛は思ったほどチクチクせず、抱き上げるとちょうど両手のひらに収まるサイズ。つぶらな瞳は、見ているだけで幸せな気持ちになる。

「ヨーロッパでは、ボクたちに出会ったら幸福になる、っていう言い伝えがあるんだよ」

 だからなのか、カフェを訪れる人の約7割が外国人だといい、店内では「キュート!」「アメージング!」という言葉が飛び交っている。

「でも、ボクたちをびっくりさせないでね。ついつい毛を逆立ててウニみたいになっちゃうから(笑い)」。

【PROFILE】
名前:ポッター ♂
年齢:生後5か月 種類:ヨツユビハリネズミ
勤務先:ハリネズミカフェ HARRY
職種:接客業
主な仕事内容:お客さまとスキンシップをとって、ハリネズミの魅力をお伝えすること!
お給料:基本給はハリネズミ用のフード。がんばったごほうびは好物のミルワーム。
好きなこと:寝ること。1日の2/3くらいは寝ている。
嫌いなこと:寒さ。室温が20℃以下になると命の危険が…。
現在の悩み:職場では完全に♂♀に分かれて生活しているので、女の子と仲良くなるチャンスがないこと。
将来の夢:かわいいお嫁さんとファミリーを作りたいなぁ~。

撮影/山口規子

※女性セブン2017年4月20日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン