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保育園の補助金詐取の女副園長 韓国人ホストにハマり散財

保育園の副園長が補助金詐欺でホスト遊び

「副園長が、髪の毛をピンク色に染めた韓流スターのようなホストを5、6人呼び、彼らをリレーで走らせて、キャーキャー応援していたのは驚きました」(保護者のひとり)

 それが保育園の運動会の光景なのだから呆れるしかない──。東大阪市の社会福祉法人『篤雅音会』が運営する『みるく保育園』の園長だった岡田忠彦被告(59才)と副園長だった尾形久美子被告(58才)の元夫妻が、2月21日、補助金をだまし取ったとして詐欺の容疑で逮捕された。

「園の職員数を水増しすることで市からだまし取っていた補助金は2011年6月から2013年5月までで約5000万円に上りますが、さらに市の調査では園の運営費約1億1000万円が私的に横領された疑いがもたれています」(全国紙社会部記者)

 当時、園に子供を通わせていた保護者はこう明かす。

「園の周辺は木々や水場が多くて、夏になると蚊が大量発生します。しかし、窓ガラスは割れていたり、網戸がないため、子供は刺されまくって通院しなくてはいけないほどひどかったんです。園長に修繕を頼んでも『お金の余裕がない』の一点張りだったんですが、嘘だったんですね。しかも、保護者は市に払う保育料とは別に、教材費として8000円も払っていました。それも園長夫妻の遊ぶお金に使われていたんでしょうかね…」

 とくに目を引いたのは、副園長の金満ぶりだったという。保護者たちは、その様子を口ぐちにこう話す。

「園内で見かけるのは月1回の集金の時くらいでしたけど、服もバッグも高そうなブランドもので子供たちと遊ぶような服装ではなかったです」

「園内で保護者が履くスリッパは普通の無地のものなのに、副園長のスリッパはルイ・ヴィトン。クルーザーを買ったとかいう話も聞きました」

 また、前出・全国紙社会部記者によると、

「副園長は韓国人のホストクラブに大ハマリだったそうで、誕生日会では『私の誕生日だからドンペリ入れて!』とシャンパンタワーを頼み、一晩で50万円以上使ったこともあるほど。ホスト代の他に、高級焼肉店や寿司店などに通い、私的な飲食代を合わせると計1200万円も使い込んでいると見られています。さらに夫と3人の子供と暮らす家以外にも“セカンドハウス”を借りていて、その家賃に220万円も使っていました。お気に入りのホストと会うために使っていたのでしょうか」

 現在、保育園は別の会社が運営し、園内からは子供たちの楽しそうな声が外に漏れていた。今後、老朽園舎の移転、建て替えを行う予定だという。

※女性セブン2017年4月27日号

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