国内

澁谷容疑者 あだ名は「澁デブ」、女子は「気持ち悪い」

澁谷容疑者が所有するマンション

 千葉県松戸市でベトナム国籍の小学3年生、レェ・ティ・ニャット・リンちゃん(享年9)が遺体で見つかった事件で、リンちゃんが通っていた小学校の保護者会の会長を努めている澁谷恭正容疑者(46才)が死体遺棄の容疑で逮捕された。

 澁谷容疑者は、東武野田線・六実駅近くにある4階建てのマンションの一室で、同居女性と子供2人の4人で暮らしていた。長男はこの4月に小3に、長女は小2になった。澁谷容疑者の家系は代々この場所に暮らす地主だった。近隣住民が打ち明ける。

「あの家は、容疑者の祖父母の代にここに住み着いたんですよ。最初は運送業をやっていたんだけど、祖父は戦争で亡くなって、その後、祖母が商売を手広く始めて土地も手に入れていったんです。その間に生まれたのが、容疑者の母親でした。商売と土地を受けついだ母親は、近所にある基地の自衛隊員相手に貸しロッカー業をやっていた男性と結婚して女の子を出産。5~6年で離婚して、郵便局員と再婚してできたのが容疑者でした。ただ、その人ともしばらくして離婚したと記憶しています」

 容疑者の母は自らトラックの運転なども行う威勢のいい性格で、恰幅もよかったという。だが、「自分の思い通りにいかないとすぐに怒鳴り散らす。親族や近所の人は露骨に避けていた」(母親の知人)ともいわれる。精神科医の片田珠美氏は、家庭環境に小児性愛の源流があった可能性を指摘する。

「母親に代表される年上の女性に恐怖心を抱いたことで、自分より立場が弱く、絶対的に従属させられる幼い女の子を求めるようになった可能性も否定できません」

 小学校の同級生が振り返る。

「ぱっと思い起こすのは、とにかく体が大きかったということ。横幅もかなりあったから、澁谷とデブを合わせて『澁デブ』って呼ばれてましたね。体形のことをからかう奴もいて、机に突っ伏して泣いているのを見かけたこともあります」

 澁谷容疑者のものと思われるSNSには、《いじめにあった為、人間不信なところがある》と綴られていた。

 中学校に上がると、最初は野球部に。その後、体格のよさを買われて柔道部に移った。この頃から、容疑者の「嗜好」が少しずつ顔を出すようになる。

「アニメやマンガに没頭することがあって、特に小さい女の子が出てくるのを好んでいました。まだ中学生だったので、周囲は“おまえ、なんだよそれ~”って冷やかしたりしていた程度だったんですが…」(中学の同級生)

 県内の高校に入学すると、より顕著になる。

「オタクな感じで、同じ趣味を持つようないつも決まった4人くらいで一緒にいました。ロリータ系とか、小さい女の子が出てくるロリコンっぽいマンガを読んで盛り上がっていて、クラスの女子のほとんどが“気持ち悪い。かかわりたくない”と感じていたと思います」(高校の同級生)

※女性セブン2017年5月4日号

関連記事

トピックス

12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ)
《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
週刊ポスト
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン