ちなみに、「睡眠薬」は必ず医師の処方のもとで販売される。ドラッグストアで買えるものは「睡眠改善薬」と呼ばれるものだ。「ドリエル」「ネオデイ」「アンミナイト」などが代表的な商品名で、「睡眠薬」とは似て非なるものだ。
「睡眠改善薬は、一時的に寝つきをよくする効果はありますが、数回使うと体内に耐性ができて効き目が落ちてしまう。一時的な不眠の場合ならいいが、継続的な使用はお勧めできません。慢性的な不眠の場合は内科などを受診してください」(宮崎医師)
“眠活”に上手に取り組めば、健康的な生活により近づくことができるだろう。
※週刊ポスト2017年5月19日号