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2017.05.18 16:00  週刊ポスト

操作が難しいMT車の方が簡単なAT車より事故率が低い理由

 操作が難しいMT車のほうが、簡単なAT車より事故率が低いのはなぜか。運転操作に詳しい近畿大学の多田昌裕講師(交通情報学)が解説する。

「MT車の運転は、『クラッチを踏む』『ギアを入れる』『半クラッチで繋ぐ』など手間がかかりますが、それゆえ運転に集中する。しかしAT車の場合、運転が単純作業になり、注意力が散漫になって事故に繋がってしまう。特に、渋滞時にシフトチェンジをしなくていいのは楽ですが、そういうときこそ注意してほしい」

 実際、75歳以上のドライバーの34.8%が「運転中の注意散漫で事故を起こしそうになった」という経験があるという(MS&AD基礎研究所調べ、2017年)。

 加えて、AT車だと「MT車よりエンジンブレーキの効きが弱い」(前出・平塚氏)ので、ぶつかる前に止まれないという分析もあった。

※週刊ポスト2017年5月26日号

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