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ワインと料理のマリアージュ 相性のいい組み合わせ4法則

ワインと料理のマリアージュの法則を解説

「ワインと料理のマリアージュ」という言葉がある。相性のいい組み合わせのことだ。「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」という組み合わせは聞いたことのある人も多いだろう。ここでは「通」っぽくなれる、4つの法則を紹介する。

 1つ目は、「色の似ているもの同士を合わせる」。

 たとえば赤ワインには牛肉、鴨肉、羊肉など、白ワインには豚肉や鶏肉、魚など。ただし絶対ではなく、同じ焼き鳥でもタレで食べるときは赤ワイン、塩のときは白ワイン、同じ鯖でも照り焼きなら赤、塩焼きなら白というように、ざっくりとしたイメージで捉えてみるといい。

 2つ目は「味が似ているもの同士を合わせる」。

 たとえばデミグラスソースのたっぷりかかったハンバーグ、あるいは牛肉のシチューなどにはこってりしたメルローの赤ワインを合わせてみる。まろやかなクリームソースのパスタにはまろやかなシャルドネの白ワインがお勧め。

 3つ目は「味が対極にあるもの同士を合わせる」。

 2つ目と反対だが、たとえば乳臭く塩気の強いブルーチーズには、フルーティーな香りで極甘口のリースリングの白ワインが意外に合う。

 4つ目は「産地が同じもの同士を合わせる」。

 同じ「テロワール」(土壌、気候などを合わせた土地の総合的な環境)からできたワインと料理は相性がいい。たとえば和食に甲州という日本のぶどう品種で造ったワインなどだ。

※週刊ポスト2017年5月26日号

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