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2017.06.02 07:00  週刊ポスト

日本人の10%強が罹患の過敏性腸症候群、新薬で予防効果期待

「確定診断がついたら、下痢や便秘を改善するだけでなく、脳腸相関の考え方に基づいて治療を開始します。ストレスが過剰にかかっている場合は、自律訓練法や認知行動療法を行ない、頑張りすぎない考え方を身に付ける訓練を行なったりします。近年、脳腸相関をターゲットにした新薬も発売されています」(鳥居院長)

 ラモセトロン(商品名:イリボー)は、大腸で産生するセロトニンをブロックし、腸管運動の亢進を抑制して下痢を止める薬だ。便秘に対する新薬リナクロチド(商品名:リンゼス)は、小腸の腸管にあるグアニル酸シクラーゼC受容体を刺激して腸管の水分分泌を促し、便の水分量を増やす。さらには、腸管神経に作用して内臓知覚過敏を抑制する働きを有する。継続服用で予防効果も期待できる。

●取材・構成/岩城レイ子

※週刊ポスト2017年6月9日号

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