ビジネス

日本株に異次元バブルの予兆、年内日経平均2万5000円へ

日本株に本格上昇の機運が高まってきた

 アメリカではナスダック総合指数が史上最高値を更新するなど、世界の株式市場は絶好調。そうした中で、これまで出遅れていた日本株も日経平均株価2万円に到達、いよいよ本格上昇の機運が高まってきた。海外投資のカリスマとして知られるグローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏が語る。

「日本株がなかなか上値を追えなかった理由は、ひとえに為替相場にあります。とはいえ米国経済は絶好調で、米長期金利が上昇するのは必至の情勢。日米金利差の拡大に伴い、『円安→日本株高』に向かうのは時間の問題と見ています」

 日銀の異次元金融緩和によってかつてないほどの過剰流動性がもたらされている今、ようやく日本の株式市場にマネーが流れ込む素地が整いつつある。世界的な株高基調にあって出遅れていた日本株は、先進国でもっとも投資妙味が高いといえる。

「いざ、『異次元バブル』が本格化すれば、日経平均株価が年内に2万5000円になっても不思議ではないし、さらに上値を追う展開も予想されます」(同前)

 それでは、「異次元バブル」の恩恵を最大限に受ける銘柄は何か。戸松氏は爆騰が期待できる成長小型株の条件として、業績成長率やROE(株主資本利益率)の高さに注目。さらに、市場の注目度が高く、株価が上がっている株がさらに上がるのがバブルの特徴。そこで、過去数か月のチャート形状から株価が好調に推移しているかどうかを分析するのが重要だという。

 6月1日に発売された『マネーポスト』(2017年夏号)では、戸松氏をはじめ、並み居る投資のプロフェッショナルたちが大化け期待の個別銘柄をピックアップしているので、ぜひ参考にしてほしい。

※週刊ポスト2017年6月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
広島・広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
大谷翔平&真美子さん、イチロー&弓子さん、賀来賢人&榮倉奈々、反町隆史&松嶋菜々子…“しあわせな結婚”を実現した理想の有名人夫婦
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《過激すぎる》イギリス公共放送が制作した金髪美女インフルエンサー(26)の密着番組、スポンサーが異例の抗議「自社製品と関連づけられたくない」 
NEWSポストセブン
1990年代、多くの人気バラエティ番組で活躍していたタレント・大東めぐみさん
《交通事故で骨折と顔の左側の歯が挫滅》重傷負ったタレントの大東めぐみ「レギュラーやCM失い仕事ほぼゼロに」後遺症で15年間運転できず
NEWSポストセブン
ポータブルトイレの大切さを発信するYoutuber・わさびちゃん
「そもそもトイレの話がタブー過ぎる」Youtuberわさびちゃんが「トイレ動画」を公開しまくるようになったきっかけ「芸人で恥ずかしいこともないし、夫に提案」
NEWSポストセブン
1990年代、多くの人気バラエティ番組で活躍していたタレント・大東めぐみさん
《事務所が猛反対もプロ野球選手と電撃結婚》元バラドルの大東めぐみ、人気絶頂で東京から大阪へ移住した理由「『最近はテレビに出ないね』とよく言われるのですが…全然平気」
NEWSポストセブン
全国で車中泊をしているわさびちゃん夫婦。夫は元お笑い芸人のピーチキス・けん。
YouTuber・わさびちゃんが「トイレ動画」でバズるまでの紆余曲折「芸人時代に“女”を求められたり、男性芸人から嫉妬されたり…」
NEWSポストセブン
悠仁さまに関心を寄せるのは日本人だけではない(時事通信フォト)
〈悠仁親王の直接の先輩が質問に何でも答えます!〉中国SNSに現れた“筑波大の先輩”名乗る中国人留学生が「投稿全削除」のワケ《中国で炎上》
週刊ポスト
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《借金で10年間消息不明の息子も》ビッグダディが明かす“4男5女と三つ子”の子供たちの現在「メイドカフェ店員」「コンビニ店長」「3児の母」番組終了から12年
NEWSポストセブン
女児盗撮の疑いで逮捕の小瀬村史也容疑者(37)。新たに”わいせつ行為”の余罪が明らかになった
「よくタブレットで子どもを撮っていた」不同意わいせつ行為で再逮捕の小瀬村史也容疑者が“盗撮し放題だったワケ” 保護者は「『(被害者は)わからない』の一点張りで…」
NEWSポストセブン
成年式を控える悠仁さまと第1子を出産したばかりの眞子さん(写真・右/JMPA)
眞子さん、悠仁さまの成年式を欠席か いまなお秋篠宮家との断絶は根深く、連絡を取るのは佳子さまのみ “晴れの日に水を差す事態”への懸念も
女性セブン