ポータブルトイレの大切さを発信するYoutuber・わさびちゃん
YouTubeチャンネル『TABIBANANA~やってみる夫婦~』のわさびちゃん(37)は、キャンプや車中泊の際における「トイレ」の使い方を紹介する動画が話題を呼び、今やすっかり“トイレの人”として知られるようになった。
さまざまなポータブルトイレを真面目に楽しく紹介して人気を博すわさびちゃん夫婦だが、始めた当初は「イヤなことも言われた」という。YouTubeでトイレ動画が大反響になった時の心境と背景に迫る。【全3回の第2回。第1回から読む】
男1、女2で始めた不思議な古民家暮らし
──厳しい世界で芸人として頑張っていたなか、YouTubeを始めました。きっかけを教えてください。
わさびちゃん:芸人としての活動に少し行き詰まりを感じていて、何か新しいことをやらなくちゃと相談した男性芸人(今の夫で、元お笑い芸人のピーチキス・けん)が、YouTubeでコンビで海外を貧乏旅行する企画はどうかと提案してくれたのが始まりです。当時まだ結婚していませんでしたが、夫もカメラマンとして同行してくれました。
ただ、私は何でも食べるし、ハプニングも楽しいんですけど、相方には負荷がかかっていたのかもしれません。しばらくして辞めてしまって、コンビも解散しました。
──その後、コロナ禍がきて。
わさびちゃん:あの頃はかなり行動が制限されましたね。それで田舎暮らしがしたいと言う子と、今の夫と、父の実家(千葉)で古民家暮らしを始めました。
叔母が1人暮らしをする実家に部屋が余っていたのと、庭も広いし納屋もあるから、DIYやバイクいじりの様子を配信すれば、芸能活動を止めなくて済むと思って」
──ちなみに、当時もう結婚を?
わさびちゃん:いえ、まだです。男1人女2人での同居って、いろいろ妄想されるんですけど、一緒に海外に行っている時を含めて、ずっと仕事を一緒にやっていたパートナーでしかなくて、マジで何もないんです。
けん:別に旅行していても古民家に住んでいても、そういう対象として見たことはないんですよね。僕は19歳から24歳ぐらいまでホストやってたんで、普通に恋愛以外でも女性と接するし。
わさびちゃん:そんなことよりも売れたいんですよ。男だの女だの言わせねえって感じです。
ポータブルトイレの大切さを発信するYoutuber夫婦・わさびちゃんと夫のけん