ワコールの『SUHADA』やトリンプの『ワンダーメイク』はブラジャー界の“サードウェーブ”と呼ばれているほどだ。ちなみに第1次は1969年にブラが今の原型として登場した時。第2次はバブル期の“盛り”ブーム。
とはいえ、女心は複雑。ここ最近毎日ノンワイヤー派だったと話す岸あかねさん(主婦・48才)がタメ息をつく。
「この前第2子を産んだばかりのママ友のノースリーブの脇からブラひもが見えたんです。きれいなパステル系のブルーに、赤い花があしらわれていて、それがセクシーなブラだってことは、ブラひもだけでもわかりました。
正直、女として打ちのめされました。私はパートとか家のことを理由についつい楽な方に流されますが、彼女は手のかかる子供が2人もいて、家事もちゃんとやってて、すごく大変ですよね。それなのにちゃんとしたブラをしてるんですからスゴい…」
昨年の5月、松田聖子(55才)が出演したトリンプのCMのあまりの美しさはニュースになった。40・50代向けの『FLORALE by Triumph』は、しっかりとワイヤーが入り、きらびやかな装飾が施された艶やかなブラジャーだったが、目を奪われた人も多いだろう。
『10歳若返るインナーの魔法!』の著書があるインナーウェアコンサルタントのおぬまともこさんはこう話す。
「楽なブラジャーもいいですが、ワイヤーなどの補正機能があるブラジャーはやっぱりメリハリがついてラインがきれい。緊張感を出したい日はしっかりとしたブラジャーを着けた方が背筋も伸びて、若々しくスタイルアップして見えます。きっとチャンスもめぐってきますよ」
ブラジャーで楽するも、気を引き締めるもあなたしだい。さて今日はどんなブラジャーで出かけますか?
※女性セブン2017年6月22日号