国内

瀕死状態で保護されたグレーの店長猫・ダミアンのお姿

ギャラリで接客を務めるグレーの猫店長

「こんにちは。ボクがパンタレイクラフト&アーツの店長で、なんちゃってロシアンブルーのダミアンですっ。ゆっくり作品を見ていってね」

 アーティスティックな作品が並ぶギャラリーで出迎えてくれたのは、グレーの毛並みが美しいダミアン店長。まるでお店の一部のようなのだが…。

「ホントは別の猫が店長になるはずだったんだよね~」

 オーナー夫妻の家には15匹もの猫たちが暮らしていて、オープン準備を進めているときは黒猫の幸太郎が店長候補だった。しかしシャイな性格ゆえにお客さんが来ると隠れてしまうので、フレンドリーなダミアンが抜擢されたという。

「うちはみんな保護猫だからか、ビビリが多いんだよ。パンタとレイっていう、店の名前をつけてもらった2匹もいるんだけど、店に来ると怖がっちゃって無理だった」

 ダミアン自身も生後2か月くらいのときに道端で瀕死状態だったところを保護された猫。栄養失調がひどかったといい、今でも目に後遺症が残っている。

「でもちゃんと作品もお客さんも見えてるからご心配なく! ボクのオススメは猫が大好きな煮干しモチーフのアクセサリーだよ。猫と飼い主さんペアでどう?」

 15匹の中から選抜されたダミアン店長は、セールストークもバッチリのようだ。

プロフィール
名前:ダミアン ♂
年齢:5歳(推定)
種類:猫
勤務先:ギャラリー パンタレイ・クラフト&アーツ
職種:店長
主な仕事内容:接客。ちょっとだけ広報。
お給料:ドライのキャットフード。
好きなこと:お気に入りのオモチャ(鈴がついた首輪)で遊ぶことと、リードをつけての散歩。お風呂のお湯を飲むこと。
嫌いなこと:特になし!
現在の悩み:冷え性で、いつも手先が冷たいこと。
将来の夢:お店が繁盛することです!!

撮影/山口規子

※女性セブン2017年6月22日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン