「入江支局長の殉職は本当にお気の毒でした。でも、シングルマザーで苦労した時期はそんなに長くなかったのでは。一周忌を過ぎた頃、フジの社員として働いていた彼女は夫の元上司と結ばれ、その後、北青山の億ションを共同購入したんです。
2人の連名の年賀状をもらったから、幸せになってよかったなと思いました。当時は赤いポルシェ、その後も3000万円くらいのアストン・マーチンに乗っていて、セレブ主婦向け雑誌によく登場していた。クロコダイルのケリーバッグとか、やはりクロコのバーキン(ともにエルメス)とか、数百万円はくだらないブランドバッグばかりを持っていた」(フジ局員)
実際、女性ファッション誌『メイプル』(2005年6月号)に登場した時の入江氏は、服の定番ブランドはグッチ、バッグはエルメスが多く、ジュエリーはカルティエが好きだとブランド品の写真入りで紹介されていた。シングルマザーで苦労して子育てというイメージとはギャップがある。本人を直撃した。
「私はこれまで一回もシングルマザーなんて言葉は使っていません。その言葉自体女性を下に見ている。傷心の私たちに優しくしてくれた夫の元上司とは同居の事実はありましたし、いったん入籍もしました。しかし、息子たちは彼の籍には入っておりません。養育費は夫の保険金、殉職なので会社から出していただいたお金とかで賄っています。元上司に面倒みていただいたわけではありません!」