──セレブ雑誌でブランド趣味が紹介されていた。
「それがなぜ批判されなければならないのか。私は心的障害が大きいわけです。夫がいきなり黒焦げの遺体になって、その反動ですごく好きな物を買ったり、依存症的なこともなきにしもあらずでしたが、税金を使って買ったわけではない。
セレブ雑誌に登場するような優雅なマダム生活をしていた私が、それを全部捨て、今までの宝石が身につけられなくても、ブランド物が買えなくなってもいいから社会貢献したいと今回出馬した。今は車も持っていません。未来のためにという思いがあるからできるので、そうでないなら今頃ブランド物のバッグを持って歩いていますよ」
過去を否定しない「強い女性」なのは間違いない。
※週刊ポスト2017年6月23日号