風邪や軽いアレルギー症状だと、わざわざ病院に行くのが面倒でドラッグストアなどにある市販薬で済ませる人も多いが、そうした場合も“処方箋なし薬局”で医療用医薬品を買うほうが安く済むのだという。
「例えば花粉症の人が『モンテルカスト』(キプレスのジェネリック医薬品)という薬を使っていたとしましょう。
モンテルカストは28錠入り(約1か月分)が10割負担だと2800円。同じような市販薬だと1か月に4000円くらいかかります。また、当店ではロキソニン(ロキソプロェンナトリウム)を10錠300円で売っていますが、一般市販薬の『ロキソニンS』は12錠入りで倍以上します。
医療用医薬品に比べ市販薬は小分けにして売るためのパッケージ製作やデザイン、広告宣伝に費用がかかっているので、そのぶん割高なのです」(前出、長澤氏)
※週刊ポスト2017年6月30日号