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2017.07.29 07:00  週刊ポスト

検察裏金告発者「一度口を開いたら二度とムラにいられない」

 銀行口座が凍結されたので、カネも引き出せない。弁護士費用を工面するにも妻が知人に借りてこなければなりませんでした。

 告発したことに後悔なんてない。正しいのは自分だから、そう思います。

 でもね、内部告発をしてから、検察の同期や先輩後輩から連絡は一切なくなりました。かつて500~600枚は来ていた年賀状も、数枚になりました。裏金のことを知っているからこそ、捜査権を持つ組織を敵に回す怖さを知っているからこそ、近寄りたくないのでしょう。

 そういう国ですよ、日本は。一度口を開いたら、2度とその“ムラ”にはいられない。だから、ほとんどの人は矛盾を感じていても口を噤むのです。

※週刊ポスト2017年8月4日号

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