その秘密は、少しでも「いいね!」が稼げるように現場でスタッフが写真をシェアしたり、おしゃれに見えるような撮影方法をアドバイスしたりするなど、サービスが充実しているところにあるという。
例えば、28才OLが浜辺での撮影を依頼した際は、同年代の男女5名を会社が派遣。お台場海浜公園でビキニ姿のスタッフがOLとはしゃぐ写真を撮り、その後はバーベキューゾーンで肉を焼くところやビールをかけてふざける様子を撮影した。
さらに全員が私服に着替えて最寄りのアミューズメントパークに行き、「仲よし」と書き込んだプリントシールを撮影したり、UFOキャッチャーをする模様を写真に収めたりした。OLはこれらの写真を「別の日の出来事」としてSNSに順次アップした。
32才の独身男性は『ワンピース』『ドラゴンボール』が大好きで、アニメに出てきそうな「秘境」を一緒に訪れる友人を依頼。東京と山梨の県境にある山奥でスタッフとともに「へびに遭遇して戦う」「秘境の滝にたどり着く」などの写真を撮ってSNSに上げると、普段は3しかつかない「いいね!」の数が100を超えた。
※女性セブン2017年8月24・31日号