国内

宿のバスローブ持ち帰る人「そこまでが宿泊料だと思う!」

バスタオルやルームウエアの持ち帰りは後日請求されることも

 ホテルや旅館の客室にあるアメニティー。自由に使うのはもちろん問題ないが、それを持ち帰っていいかどうかという点では意見が分かれるところだろう。

 そこで本誌・女性セブンは30~60才の男女200人にアンケート実施。「宿に備え付けのアメニティー、どれなら持ち帰る?」(複数回答可)という質問をしたところ、「使い捨て歯ブラシ」は88.0%が持ち帰りOKと回答。さらに、「ヘアブラシ」と「シャンプー・リンス」は56.5%、「コットンなどのスキンケア用品」は52.0%がそれぞれ持ち帰りOKと考えており、歯ブラシやヘアブラシ、スキンケア品など「消えモノ」は持って帰る率が高いようだ。

 また、「フェイスタオル」は10.0%、「バスタオル」は2.5%、「ルームウェア(バスローブ、パジャマなど)」は0.5%と、持って帰り率はぐんと下がる。ちなみに、バスタオルやルームウェアを持って帰る少数派の言い分としては「そこまでが宿泊料だと思う」(60代女性)という大胆な意見や「自分のタオルと間違えて持って帰ってきてしまった」(30代男性)などの“ウッカリ”までさまざま。都内ホテル従業員が言う。

「バスタオルやルームウェアは次のお客様もお使いになる調度品なので、状況に応じて、後日、代金請求のご連絡をする場合もあります。過去、ドライヤーやカーテンを持ち帰ろうとするお客様もいらっしゃり、さすがにそれは…とその場で止めたこともあります(苦笑)」

 今度は「宿の朝食バイキングの食べ物を包んで持ち帰るのはアリ? ナシ?」と質問をしたところ、「アリ」が5.5%、「ナシ」が94.5%という結果。作法家の三枝理枝子さんも「基本的にはNG、その場で食べましょう」としながらも“条件付き”でなら「アリ」という。

「朝食をとる時間がないからバナナとパンだけ持って行きたい、部屋でゆっくりコーヒーを飲みたい、など理由を話して宿のスタッフの許可を取れば持ち出しても構いません」

※女性セブン2017年8月24・31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《独占スクープ》敏腕プロデューサー・SKY-HIが「未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し」、本人は「軽率で誤解を招く行動」と回答【NHK紅白歌合戦に出場予定の所属グループも】
週刊ポスト
ヴァージニア・ジュフリー氏と、アンドルー王子(時事通信フォト)
《“泡風呂で笑顔”の写真に「不気味」…》10代の女性らが搾取されたエプスタイン事件の「写真公開」、米メディアはどう報じたか 「犯罪の証拠ではない」と冷静な視点も
NEWSポストセブン