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2017.08.16 07:00  NEWSポストセブン

警視庁いきもの係 開き直りと小ネタで「フジ復活」の鍵との評

個性あふれるキャストも多数出演

 夏ドラマの放送回が折り返し地点を迎え、ストーリーもクライマックスに近づいてきた。視聴率では明暗が分かれつつあるが、数字的には苦戦しながらも、専門家の間で高評価を受けている作品もある。『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)はそのひとつだ。コラムニストのペリー荻野さんがこのドラマの見どころについて分析する。

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『警視庁いきもの係』が面白い。面白さの秘密は、「堂々と開き直っている」ことだ。
 
 頭に銃弾を受け、記憶喪失となったバリバリの刑事須藤(渡部篤郎)が、リハビリも兼ねて配属された警視庁いきもの係で、天才的な記憶力と知識を持つ動物オタクの薄巡査(橋本環奈)と事件を解決していくというこのドラマ。ポイントは、ヒントがすべて動物がらみという点だ。

 8月13日放送の第6話では、殺人被害者が飼っていたヨウム(オウムに似た別の鳥)の動きから薄が物的証拠を発見。鳥には毒となるアサガオを贈った人物が犯人だと推理する。

 構成がしっかりしたミステリーとしても楽しいが、それ以外は、とにかく遊びだらけ。たとえば、制服姿の薄は、あちこちで「コスプレ?」と言われるのがお約束。そりゃ、橋本環奈ですから。また、おやじギャグを出す須藤は、動物にしか興味のない薄に完全スルーされる。容疑が固まりそうな被疑者について「これはセメントだ」と須藤が言っても、「セメントと砂の違いはわかりますが…」と薄は真顔で返答するのである。

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