渡部篤郎一覧

【渡部篤郎】に関するニュースを集めたページです。

昨年9月に復帰(写真はインスタグラムより)
深田恭子 度重なる深酒と“昼帰り”で恋人激怒、午前4時の西麻布で大げんか
 適応障害の治療に専念するために深田恭子(39才)が芸能活動を休止したのは昨年5月。あれから約1年、復活を遂げた深田は療養生活を支えた恋人と結婚間近とも報じられた。だが、困難を乗り越えたふたりに訪れた新たな危機は予想以上に深刻だった──。「いい加減にしてくれよ!」 4月下旬のある日の未明、東京・西麻布の路地裏に、道行く人が振り返るほどの大きな怒声が響き渡った。「もう無理だから!」「別れよう!」 時刻は午前4時過ぎ。あたりはまだ薄暗く、街は静寂に包まれていた。目撃者が語る。「男性の怒鳴り声が聞こえたので騒がしい方に目を向けると、ビルの上からバーの店員らしき人が、『キョンちゃんを置いて行かないで!』と叫んでいました。路上にいた男性は『いやいや、無理だから』、『お金も自分で払うように言って』とかなり怒っている様子で、ひとりでタクシーに乗り込むと、その場を立ち去ってしまったのです」 この日、芸能人御用達のバーで激しく口論していたのは深田恭子(39才)と、彼女の交際相手で不動産会社シーラホールディングス会長の杉本宏之氏(44才)だった。早朝の怒鳴り合いは、決して一時の感情的な痴話げんかではない。後日、杉本氏は複数の知人にこう告げている。「彼女とは終わりました。きっぱり別れます」酒量は増える一方 ふたりの熱愛が表面化したのは2019年1月。以来、都内の超高級マンションで半同棲生活を送る交際が伝えられ、今年1月にはスポーツ紙で「年内結婚」と報じられたばかりだった。ふたりに何があったのか。「けんかの原因は、深田さんの酒癖の悪さと、度重なる“昼帰り”です」と打ち明けるのは、事情を知る深田の知人だ。「若い頃から酒豪で鳴らした深田さんですが、最近の飲み方は度を越えていました。寝起きのシャンパンはいつものこと。彼が仕事に出ると、ひとりで昼からバーに向かうんです。夕方から翌日の昼過ぎまで飲むことも頻繁になっていました。あの日も酔った深田さんが駄々をこねて暴れ出したため、公衆の面前で大げんかになったんです」 冒頭の場面で、杉本氏が立ち去ると深田は「もう一軒行こう!」と、さらに別の店をハシゴして昼過ぎまで飲み続けたという。「あれだけ恋人と大立ち回りしたのに、朝の6時頃にはケロっとした様子で『シャンパンもっと持ってきて!』と大はしゃぎ。周りが彼との関係を気にして帰るように促しても『大丈夫!』と平然としていました。 その後、へべれけで帰宅した彼女に、杉本さんから『自分が何をしたかわかるよね』と冷静に伝えられたそうです。深田さんも、さすがに事の重大さに気づいたようで、家族や友人に『どうしよう……』と相談していました。ひとまずマンションを出て実家に帰ると、しばらく彼のもとには戻らなかったといいます」(前出・深田の知人)『女性セブン』2022年4月21日号では、4月中旬にも深田がひとりで朝から酒を飲み、夜は渡部篤郎夫妻と合流し、焼き肉店とカラオケバーをはしごする姿を報じた。「そのことを知った杉本さんは愕然としたそうです。というのも、その前に週に2~3度のペースで前日の夕方から昼まで飲み続けていたことがあり、それを杉本さんが咎めると『もうしない』と謝ったばかりだったとか。何度言っても態度が改まらないのは自分のせいかもしれないと、彼も悩んでいました。彼女に対する気持ちも急速に冷めていったといいます」(杉本氏の知人) 交際から3年半、ふたりの間に別れ話が持ち上がったのは、今回が初めてだという。「初めから、結婚前提のつきあいでした。杉本さんは、深田さんのために結婚後の財産の配分に関する覚え書きを作成していたほどです。昨年5月に深田さんが『適応障害』で倒れてからは彼女の家族と連携をとりながら、甲斐甲斐しく身の回りの世話をして、彼女を守りたいという気持ちをいっそう強くしていたように見えました。その彼が『別れよう』と口にしたなら、よほどの覚悟だと思います」(ふたりの共通の知人) 杉本氏の会社が重要な局面を迎えていることも無関係ではないだろう。不動産サービス事業がコロナ禍でも業績を伸ばし、昨年度の売上高は過去最高の約250億円を記録。上場準備を進める杉本氏のスケジュールは多忙を極める。「趣味のゴルフを封印し、好きなワインを飲む機会も減らして仕事に没頭していました。一方で、酔って帰宅した深田さんに深夜に叩き起こされたり、早朝に『ラーメンが食べたい』と言う彼女に振り回される生活に限界を感じていたようです」(前出・ふたりの共通の知人)どうしても今は別れたくない 別れを切り出された深田はショックを隠せなかったという。「うつむいて『ごめんなさい』と繰り返すしかなかったようです。でも、どうしてもいまは別れられない、別れたくないと懸命に伝えたと……。深田さんの周囲も彼女に加勢して何とか別れないでほしいと杉本さんに頼んだんです。彼もそこまでされたら別れを押し切ることはできなかったんでしょう。もう一度だけ、本気でやり直すと約束してくれたそうです」(前出・深田の知人) すんでのところで破局は回避されたようだ。が、危機が去ったわけではない。「次にまた昼まで飲むようなことが続いたら、今度こそ別れると思いますよ。深田さんはお酒をやめこそしていませんが、杉本さんと過ごす時間を増やし、長時間の深酒はしないようにしているといいます」(前出・ふたりの共通の知人) 適応障害で倒れたときも、一部で深酒が原因ではないかと取り沙汰されたが、深田を知る関係者は言下に否定する。「あの頃の酒量はそこまで多くなかったんです。しらふのときの彼女はものすごく繊細で、仕事に対してもストイック。プロ意識が強すぎて、自分のミスでテイクを重ねると『周囲に迷惑をかけてしまった』とずっと思い悩んでしまうようなタイプなんです。休養してから半年ほどは、ほとんどお酒を飲めない生活だったから、元気を取り戻したいまは反動でこれまで以上に飲む量が増えてしまったのかもしれません」 酒を控えるようになった深田が最近ハマっているのはウオーキング。1日に20km近く歩くこともあるという。「夢中になるととことんやるタイプなので、“激ヤセ”したと言われていることを気にしているようです。復帰後もしばらく仕事をセーブしてきましたが、6月から本格的に女優業を再開し、活動休止で延期になっていた映画と舞台の制作や、配信ドラマに主演することも内定しているといいます」(芸能関係者) ふたりが直面する危機と復縁について、杉本氏に聞くと「お話しすることはありません」と言うのみだった。杉本氏の会社のオフィスには、企業理念としてこんな言葉が掲げられている。「過去は変えられないが、未来は変えられる」 壮絶な“過去”を乗り越えたふたりが見据える未来は──。※女性セブン2022年5月26日号
2022.05.10 11:00
女性セブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
深田恭子「40才で結婚」のプランが揺らぐ 酒量が増え朝昼から飲む日も
 昨年5月末、仕事を終えた直後に倒れ、控えていたドラマを降板した深田恭子(39才)が、徐々に元気を取り戻してきた。「適応障害」と診断され、それ以降休養に入ったが、秋から少しずつ仕事に復帰。4月中旬には、東京・港区の高級焼肉店で渡部篤郎(53才)夫妻と食事を共にし、店を出た後はカラオケバーをはしごする姿がキャッチされた。 しかし深田の知人は「まだまだ安心できる状態ではない」と話している。「生活のパターンもすっかり変わってしまいました。特に心配なのが、お酒の量が増えていること。それに飲んでいる時間も極端に長い。渡部さんご夫婦と焼肉店とカラオケバーをはしごした日も、彼女は朝から15時間くらい飲んでいたと言っていました。仕事のプレッシャーもいまはあまりないはず。彼女はなぜあそこまでお酒を飲み続けるのか……」(深田の知人)3月には妹出産 深田といえば、不動産会社「シーラホールディングス」の会長である杉本宏之氏(44才)と交際を始めてから4年目になる。今年の元日にはスポーツ紙で年内にも結婚の予定だとも報じられた。「杉本さんは、深田さんが精神的に不安定になってしまった時期に、彼女のお母さんと交代で24時間、目を離さずに見守り続けていたと聞いています。彼のサポートがなければ、深田さんのここまでの“復活”はなかったように思います。彼は以前、深田さんが“40才になるタイミングで結婚を”と周囲に公言していた時期もあったので、年内の結婚の可能性は高いと思っていました」(テレビ局関係者) しかし、徐々にそのプランに狂いが生じていた。「杉本さんの会社が、上場準備を本格的に始めたため、以前とは比べものにならないほど忙しくなってしまい、その結果、深田さんとすれ違うことが多くなっているようです。 杉本さんは以前、起業した会社を上場させた経験がありますが、その後、その会社は民事再生することになり、上場を廃止している。そのリベンジを果たすには、不動産が活況のいまを逃すわけにはいかないのでしょう。なかなか一緒に過ごす時間が取れないことで、深田さんの不安も募っているのかもしれません」(不動産会社関係者) 交際の始まった2019年から今日まで、ふたりには何度も結婚のタイミングが訪れていた。「結婚後の財産について事前に契約を交わすなど、お互いを思う気持ちは強いものの、結婚に対しふたりの気持ちがかみ合うことはなかったように思います。杉本さんの結婚願望が高まったときにはキョンちゃんが仕事に夢中で、『いまは結婚できない』モードに。彼女が『そろそろ』と考え始めると、今度は杉本さんが多忙になるという繰り返しでした。いまは後者かな。 3月にはキョンちゃん(深田のこと)の妹に3人目の子供が生まれました。キョンちゃんは度々会いに行ったり、プレゼントを贈ったりして、本当にかわいがっています。いま、彼女が家族のこと、母になることを意識しているのは間違いないと思いますよ」(深田の知人) そうしているうちに、時間が過ぎていく。そんななか深田が頼ったのが、お酒だったのか。「20代の頃から酒豪で知られていましたから、彼女にとっては特段酒量が増えた感覚ではないのかもしれませんが、仕事をセーブしているにもかかわらず朝昼からお酒を飲んでいる状況はやっぱり心配です。少し焦りを感じているのはあると思います。そうした現状も、渡部さんご夫婦に相談していたのではないでしょうか」(前出・深田の知人) 深田が休養に入ってから、間もなく1年になる。CMなどでは姿を見るようになったものの、長時間の拘束が前提となる連続ドラマや映画の予定はしばらく入っていないという。「本人は前向きなようですし、やせたのもプロ意識からのようです。でも周囲としては、とにかくこのタイミングで少しでも規則正しい生活を取り戻してほしいと気を使っています。その気持ちが本人に伝わればいいのですが……」(芸能関係者) 今年は40才という節目の年。元気な深キョンがみたい。※女性セブン2022年5月5日号
2022.04.22 05:00
女性セブン
深田恭子、渡部篤郎夫妻と焼肉・カラオケをはしご 周囲からは健康面での心配も
深田恭子、渡部篤郎夫妻と焼肉・カラオケをはしご 周囲からは健康面での心配も
 今年の2月からNetflixで配信がスタートした韓国ドラマ『39歳』。配信から2か月が経ったいまでもランキングの常連(4月18日現在)なのは、この作品が40才を目前に控えた女性の微妙な心の揺れや、恋愛と結婚、仕事との向き合い方、友人関係を丁寧に描いているからだろう。さて、ここにもひとり人生の決断を迫られる39才の日本のトップ俳優がいて──。 4月中旬、この日の東京は、汗ばむほどの陽気だった。日中は半袖姿になり、季節を先取りしたかのような暑さを楽しんだ人も少なくなかったが、日が落ちればまだまだ肌寒い。 手に持っていた上着に腕を通す人が見られるなか、夜8時過ぎ、東京・港区の高級焼肉店から無邪気な笑みを浮かべて出てきた女性は、デニムのショートパンツからほっそりとした生足を大胆にのぞかせていた。オフホワイトのパーカーにショッキングピンクのブーツを合わせた深田恭子(39才)だ。 深田は、連れの男女と共に歩道を歩き始める。すれ違う人たちがマスク越しでもわかる彼女の姿に向ける視線など、お構いなしといった様子だ。仲よく腕を組んだ3人は、近くのカラオケバーへと消えていった──。 この夜、深田と行動を共にしていた男女は渡部篤郎(53才)夫妻だった。深田と渡部は20年来のつきあいになるという。「2002年のドラマ『First Love』(TBS系)で共演して以来の関係だそうです。主演の渡部さんが教師を、深田さんが渡部さんと禁断の愛に陥る教え子を演じていました」(テレビ局関係者) その後も、2010年には『まっすぐな男』、2019年からは『ルパンの娘』(ともにフジテレビ系)で共演を重ね、いまでは、2016年に再婚した渡部の妻ともすっかり心を許し合える仲になったようだ。「渡部さんは一見怖そうですが、若手の面倒見がいいんです。年下の俳優とも意気投合すれば、先輩後輩関係なく、気軽に買い物に行ったり、飲みに出かけたりする。深田さんにも早い段階で妻を紹介したそうです」(前出・テレビ局関係者) その関係は、深田が仕事をセーブしている間も続いたようだ。昨年5月末、深田は仕事を終えた直後に倒れ、控えていたドラマを降板。「適応障害」と診断され、それ以降休養に入った。「当時の彼女は忙しすぎました。長時間の撮影を連日こなし、さらにCMの撮影も数本重なった。心も体もボロボロだったと思います。本人も“当時は仕事を頑張りすぎていた”と口にするほどでした」(芸能関係者) 昨年の秋からは少しずつ仕事に復帰しており、この日の夜のように、気の置けない友人と食事を楽しめるまでに回復したことに、ほっと胸をなで下ろす関係者も少なくない。しかし、深田の親しい知人は「まだまだ安心できる状態ではない」と語気を強める。「キョンちゃん(深田のこと)は健康的でメリハリがあるスタイルが魅力のひとつだったけど、倒れた時期を境に、顔も脚もずいぶんとほっそりしてしまいました。本人は『やせたよ!』とうれしそうに話してくれますが、なんだか急にやせすぎてしまったようで……」 深田の知人が心配するのは、体形の変化だけではない。「生活のパターンもすっかり変わってしまいました。特に心配なのが、お酒の量が増えていること。それに飲んでいる時間も極端に長い。渡部さんご夫婦と焼肉店とカラオケバーをはしごした日も、彼女は朝から15時間くらい飲んでいたと言っていました。仕事のプレッシャーもいまはあまりないはず。彼女はなぜあそこまでお酒を飲み続けるのか……」(前出・深田の知人) 40才という節目で元気な“キョンちゃん”が見たい。※女性セブン2022年5月5日号
2022.04.21 05:00
女性セブン
伊藤英明、「面白い」を徹底的にやる姿勢 過去モジモジくんも
伊藤英明、「面白い」を徹底的にやる姿勢 過去モジモジくんも
 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』には多くの実力派俳優が出演しているが、伊藤英明も演技力が光る1人だ。伊藤はこれまで数多くのドラマ、映画で幅広い役柄を演じ、その実力を発揮してきた。そんな伊藤の魅力についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 大河ドラマ『麒麟がくる』では、斎藤道三(本木雅弘)が、ついに息子の高政(義龍・伊藤英明)に討たれてしまった。これまで邪魔者を毒殺したり、追放したり、嫌な空気と妖気まで感じさせてきた本木“マムシ”道三。いい役だ。 だが、マムシパパを殺すことになる高政(義龍)も、ドラマとしてはとても面白い役というのも忘れちゃいけない。油売り商人の子から成り上がった父に対するコンプレックス、母がもともと土岐家の頼芸の側室だったという過去、父は頼芸だと信じたい自分、弟たちも暗殺した自分、屈折屈折また屈折。のんきな若殿とは一味違う苦悩を表現できるおいしい役といっていい。 今後、高政は、妹の帰蝶(川口春奈)の夫である織田信長(染谷将太)と対決することになる。伊藤英明VS染谷将太といえば、2012年の映画『悪の教典』や2014年の映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』を思い出す人も多いはず。伊藤は『悪の教典』では殺人鬼、『WOOD~』ではやる気もないのに林業研修に参加したチャラ男(染谷)をしごく林業の鬼のような教官。『麒麟』では染谷がどう逆襲するか? 見ものだ。 もうひとつ興味深いのは、伊藤が、2005年の長編ドラマ『国盗り物語』で織田信長を演じていること。このドラマは、斎藤道三が北大路欣也、義龍・倉田てつを、光秀・渡部篤郎という配役だった。信長も母親から疎まれ、弟を誅殺するなど屈折アリアリ男。だが、スケールもタイプも違う信長、義龍両方を演じたという俳優は珍しい。 思えば、今年はドラマ『病室で念仏を唱えないでください』で、僧侶にして救急救命医と大忙しの松本照円(照之)を演じていた。彼もまた小学生時代に友人を目の前で亡くした過去を持つ。さらに公開延期となった新作映画『燃えよ剣』では、「死に損なった」と挫折感を抱え、暴れまわる芹沢鴨。「ヒジカタ~!」とわめきながら大胆な剣さばきで土方歳三(岡田准一)らと対立する。なお、伊藤はドラマ『輪違屋糸里』では、土方歳三を演じている。芹沢と土方両方というのもなかなかすごい。 なぜ、伊藤がこれほど「面白い役」を独占できるのか? それはおそらく本人が「面白い」と思ったことは徹底的にやる性格だからだろう。もともと二枚目だが、繊細な表現とか、微妙なニュアンスを求められる恋愛ドラマよりは、友情や信頼、団結力がカギとなる『救命病棟24時』『ブサー・ビート~崖っぷちのヒーロー』といった体育会系作品が多かった。代表作といえば『海猿』シリーズだ。 びっくりしたのは、約10年前、突如、『とんねるずのみなさんのおかげでしたSP』の「モジモジくん」のコーナーで、「モジあきでーす!!」と、例の全身銀色のピタピタスーツ姿で登場したこと。「夢がかないました」とにこにこしながら、歌うわ踊るわ、カメラ目線で「さとみ、見てっか! お兄ちゃん、出たよ!! お兄ちゃん、やっと出た」と故郷の妹に喜びの声をぶつけたのだ。すごいな。やっとって。面白いことをやる性格というより先に、本人が「面白い」のだった。 屈折した役を演じても、底にはこの明るさがある。伊藤英明ならば体当たりでやってくれる。こんな期待感を抱かせるのも俳優の才能なのだ。それがよくわかった。
2020.05.13 16:00
NEWSポストセブン
竹内涼真主演で話題の『テセウスの船』(公式HPより)
『テセウス』『10の秘密』に残酷なまでの明暗、その理由は?
 医療モノや刑事モノが多い今期ドラマにあって、長編ミステリーというジャンルに挑んだ2作が『テセウスの船』(TBS系)と『10の秘密』(カンテレ、フジテレビ系)だ。だが、この2作品、視聴率でも、ネット上の評価でもはっきりと明暗が分かれてしまった。その違いはどこにあるのだろうか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 2020年1月スタートの冬ドラマは、プライム帯(19~23時)に放送される16作のうち、医療現場が舞台のものが6作、刑事事件を扱ったものが6作放送され、その大半が一話完結型の物語であるなど、これまでにないほど作品ジャンルと構成の偏りが見られます。 偏ったことで必然的に注目度が上がったのは、『テセウスの船』と『10の秘密』の2作。どちらも近年「視聴率が獲れない」と言われ、めったに見られなくなった長編ミステリーであり、その点で文句なしの意欲作です。 しかし、1か月あまりが過ぎた今、残酷なまでの明暗が分かれてしまいました。序盤は両作とも放送日にネット上の話題を席巻していたものの、中盤に入ると『テセウスの船』が「今期最高のドラマ」と言われ、犯人の考察で盛り上がる一方、『10の秘密』は書き込みそのものが減ってしまったのです。 視聴率に目を向けても、『テセウスの船』は第1話から11.1%、11.2%、11.0%、11.0%、11.8と安定し、最新話が自己最高を更新。新作ドラマの中で『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)と熾烈な首位争いをしています。一方の『10の秘密』は8.9%、7.9%、6.7%、6.2%、5.4%、6.4%と1桁中盤で停滞。とりわけ2月に入ってからプライム帯で放送される民放ドラマの最下位に陥り、「視聴率が下げ止まらず」「打ち切り寸前」と報じられるなど厳しい結果となっています。 なぜ「今期最高と書き込み減」「視聴率首位争いと最下位」という残酷なまでの明暗が分かれてしまったのでしょうか。◆ハイリスク、ハイリターンの長編ミステリー『テセウスの船』が「今期最高」と言われる理由には、テンポのいい物語に加え、雪山での壮大なロケ、寒さの中で際立つ主演俳優・竹内涼真さんの熱演、家族役に朝ドラと大河ドラマの主演を4人そろえた、シリアスな事件の中に家族の温かさを感じるシーンなどが挙げられます。 冬らしい季節感の漂うドラマは当作だけであり、そこで実力派の俳優たちが熱演しているのですから、支持されて当然でしょう。加えて、2話終了時に探偵学校の講師と生徒を集めた「考察大会」を行い、そこで原作者が「犯人は原作漫画とは異なる」というコメントを発表し、「#犯人考察」というハッシュタグを押し出すなどPRの工夫も見られました。つまり、プロデュースのすべてが機能しているのです。 一方、『10の秘密』は、ネット上のコメントを見続けていると、目につくのは「なかなか話が進んでいかない」「思っていた通りの秘密だった」など物語への不満。同作はオリジナルだけに、一から物語を構築していく難しさが出てしまったのかもしれません。「ふだんと違う向井理の姿は新鮮」「渡部篤郎、佐野史郎、仲里依紗、名取裕子などいい俳優をうまく使ってほしい」という声が散見されるなど、キャストへの不満はさほどないようです。 長編ミステリーの見せ場は終盤だけに、『10の秘密』も、どん底の現在よりは盛り上がるでしょう。しかし、それでも中盤でここまで厳しい結果となってしまった以上、「『テセウスの船』のように絶賛や高視聴率を得ることは難しい」と言わざるを得ないのです。 もともと長編ミステリーは、回を追うごとに「謎が深まる」「登場人物への愛着が増す」など視聴者の熱が上がりやすい反面、「一度見逃すと二度と見てもらえない」というリスクの大きいジャンル。いわゆる「ハイリスク、ハイリターン」のギャンブル的な要素が濃く、その賭けに『テセウスの船』は勝ち、『10の秘密』は負けてしまったのです。◆当初の不安を払拭した『テセウスの船』 両作が放送されている“ドラマ枠”の力が影響を及ぼしていることも間違いありません。『テセウスの船』が放送されている「日曜劇場」は60年超の歴史を持つ伝統枠であり、日曜夜で視聴者層も広く、常に視聴率首位争いをしているなど、「多くの人々に見られ、いい作品なら評価されやすい」という環境が整っています。 一方の『10の秘密』の「カンテレ火9ドラマ」は、他枠とは一線を画すアグレッシブな制作姿勢で固定ファンこそいるものの、現在10作連続1桁視聴率と大苦戦中。低迷が続いていることで、いい作品でも第1話の段階から見てもらえるチャンスが少なくなっているのです。 現在は残酷なまでの明暗が分かれていますが、『テセウスの船』も放送開始当初は決して順風満帆とは言えない状態でした。タイムスリップをベースにしたファンタジーに嫌悪感を示す人や、「老けメイクがひどい」「平成元年ネタが寒すぎる」と批判する人が少なくなかったのです。 それらの声を払拭したのは、前述した雪山ロケ、俳優たちの熱演、原作の犯人を変える脚色、PRイベント。言わば、スタッフとキャストの惜しみない努力で不安材料を吹き飛ばしてしまったのでしょう。 両作ともに群を抜いて志の高いドラマであったことは疑いようがありません。また、厳しい状況にあるものの、『10の秘密』は決して酷評されるような質の低い作品ではないでしょう。だからこそ、まだ中盤の段階で、これほどの明暗が分かれてしまう現在のドラマシーンの厳しさを感じずにはいられないのです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.02.23 07:00
NEWSポストセブン
絶好調の「新しい地図」の3人
解散から3年、SMAP「10日間TV出演リレー」にファン歓喜
 人気アイドルグループSMAPの解散から今日でちょうど3年となる。それから5人が揃うことはないが、この年末年始、その5人が意外な形で“つながった”と注目を集めている。ファンが歓喜している10日間に渡るSMAPの“テレビ出演リレー”とは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 去る11月29日、1月3日から3夜連続で木村拓哉さんの主演作がプライムタイム(19~23時)で放送されることが発表され、ネット上の話題をさらいました。 まず3日に放送されるのは、1年前に公開された映画『マスカレード・ホテル』(フジテレビ系、21時~23時45分)。同作は東野圭吾さんの小説を実写化したミステリーで、長澤まさみさん、小日向文世さん、濱田岳さん、菜々緒さん、松たか子さん、渡部篤郎さんら豪華キャストが出演する上に、「地上波初放送」という3が日のゴールデンタイムに相応しい作品です。 続く4日、5日に放送されるのは、フジテレビ開局60周年記念スペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系、第1夜21時~23時10分、第2夜21時~23時24分)。こちらも長岡弘樹さんのベストセラー警察小説を実写化したもので、木村拓哉さんが冷酷無比な警察学校の教官を白髪と義眼姿で演じることが話題を集めています。 この3夜連続放送は、単に「木村拓哉さんが人気者だから」ではなく、一部ファンの間で意味深なとらえ方をされ、盛り上がっているようなのです。◆年末年始はSMAPメンバーが毎日出演 その意味深なとらえ方とは、「年末年始のテレビ番組をSMAPのメンバーがリレーするように10日間連続出演する」こと。 まず年末は、12月27日に中居正広さんが『中居正広の金スマスペシャル』(TBS系)、草なぎ剛さんが『あさイチ』(NHK)、稲垣吾郎さんが『不可避研究中』(NHK)、28日に中居正広さんが『ワイドナショー年末SP 2019』(フジテレビ系)、29日に木村拓哉さんが『グランメゾン東京』(TBS系)最終回、30日に中居正広さんが『最強スポーツ統一戦2019』(フジテレビ系)に出演。31日には、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日スペシャル“絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!”』(日本テレビ系)に出演することが有力視されています。 年が明けた1月1日には、木村拓哉さんが『さんタク』(フジテレビ系)、草なぎ剛さんが『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春!沖縄スペシャル』(NHK)、稲垣吾郎さんが『100分 de ナショナリズム』(NHK Eテレ)、2日に稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが『出川哲朗の充電させてもらえませんか?新春パワスポ初詣3時間SP』(テレビ東京系)、3・4・5日は木村拓哉さんが『マスカレード・ホテル』『教場』に出演します(木村さんは3日の『VS嵐 2020賀正新春豪華3時間SP』にも出演予定)。 年をまたいだ10日間に渡るSMAPメンバーの出演リレーであり、「冬休みだから全部見られる」とファンたちを喜ばせているのです。しかも、その間には、1月1日に香取慎吾さんが「20200101」、8日に木村拓哉さんが「Go with the Flow」というソロアルバムをリリース。テレビ出演だけでなく、音楽でもひさびさにその存在感を発揮します。◆ファンは年末年始になると寂しさがぶり返す ファンたちは2016年12月31日に「彼らが何も話さず、何も起こらないまま解散した」ことでショックを受け、なかには「年末年始が来ると、あのときを思い出して寂しさがぶり返す」という人もいるそうです。 実際、12月20日に「#SMAP解散」というハッシュタグが突然トレンド1位にランクインされ、「どういうこと?」とファン以外の人々を驚かせました。これは『週刊文春WOMAN』で香取さんが木村さんについて語っていることが明らかになり、「本当に解散したの?」「解散なんかしていないよね」などとツイートが盛り上がっていたもの。あらためてファンの心の傷と変わらぬ愛情が明らかになったのです。 ファンならずとも、「できればバラバラではなく5人がそろうところが見たい」と思うのは当然でしょうが、テレビを見る人の多い年末年始の10日連続出演は、「3年の年月が過ぎても、全員がスターであり続けている」ことの証。ようやく5人が地上波の放送にそろい踏みし、わずかではあるものの少しずつ距離が縮まりはじめてきただけに、新年にふさわしい期待感が広がったのは間違いありません。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.12.31 07:00
NEWSポストセブン
主演ドラマもドタキャンしたという深田恭子(時事通信フォト)
『ルパンの娘』深田恭子がハマる理由は「浮世離れ感」にあり
  深田恭子の“泥棒スーツ姿”も話題を集めるラブコメドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)。視聴率はまだ一桁だが、すこぶる評判がいい。主演の深田恭子の魅力についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 日本人はランキングが大好きと言われるが、「期待を裏切らない浮世離れ女優ランキング」があれば、間違いなく頂点でにっこりするのは深田恭子である。 新ドラマ『ルパンの娘』でも、思いっきり期待を裏切らない存在感を見せつけている。 図書館で働く三雲華(深田)は、実は悪党のみを狙う謎の大泥棒家族「Lの一族」の娘。その恋人・桜庭和馬(瀬戸康史)は一族全員警察官という家柄だった。ロミオとジュリエットの悲恋話…かと思ったら、毎回、とんでもない悪党が出てきて、Lの一族は彼らからお宝をいただくことに。 おっとりしたお嬢様姿だった華は、バラ色のボディスーツにハイヒール、仮面舞踏会かと思うようなアイマスクで怪盗に変身! 同様にゴージャス泥棒姿になったパパ(渡部篤郎)とママ(小沢真珠)、錠前破り名人のお祖母ちゃん(どんぐり)とともに現場に急行するのである。悪あがきする悪党には、容赦なくヒールでキックをかます華。その横ではパパとママがにこにこと宝石をかき集めているよ…。 多くの人は華の姿を見て深田の「当たり役」を思い出したに違いない。映画『ヤッターマン』のドロンジョ様。ヤッターマンと戦う悪の集団ドロンボー一味のリーダーである彼女は、黒い革のボディスーツに、逆三角形のマスクというセクシーな悪女。手下のボヤッキーやトンズラーには「このスカポンタン!!」とパワハラの日々だ。深田ドロンジョはアニメイメージそのままで驚いたが、そのハイヒールが実に18cmで、マスクと合わせると身長が2mにもなると聞いて、またびっくりしながら、なぜか笑えた。 そして、ヤッターマンにやっつけられ、髪もスーツも焼けこげながら「ヤッターマンめ、いっつもいっつも!悔しい!!」と自転車で逃げていくドロンジョは、見事「第52回ブルーリボン助演女優賞」「第16回東京スポーツ助演女優賞」を獲得。この役で…。心からお祝いしたいと思ったものである。 思えば、深田恭子はドロンジョ以前にも、男ばかりの捜査会議で「ちょっといいですか?」で手を挙げて、「張り込みのために向かいのビルを買っちゃいました」「二兆円というささやかな寄付をさせていただきました」などと浮世離れした金銭感覚の刑事を演じた『富豪刑事』(2005年)を当たり役にしていた。浮世離れにも年季が入っているのである。泥棒を捕まえる側だったこのころと現在のイメージが、前髪が目に入りそうなところも含めて、少しも変わらないところもすごい。 今年は東京ガスのCMで、黄色に青いイナズマ模様のミニスーツ、頭にも黄色い角を乗せて『うる星やつら』のラムちゃんになり、突如天井からシューっと降りてきて、電気代を損しているダーリンにビリビリと雷を落としている。ついに鬼族にまでなってしまったが、「期待に応えた」のは確か。浮世離れしているのに「手堅い」感じを抱かせるという不思議な女優だ。この夏は『ルパンの娘』と『ラムちゃん』、深田恭子のW浮世離れサマーとして、記憶に残ることは間違いない。
2019.07.24 07:00
NEWSポストセブン
新夏ドラマに「あえて笑われるビジュアル」増加、その狙いは
新夏ドラマに「あえて笑われるビジュアル」増加、その狙いは
 今季の夏ドラマには多くの話題作がラインナップされているが、そのビジュアルに最近のドラマの傾向を反映したある特徴が見られるという。それについて、コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 7月に入って第一週から、夏ドラマの放送がスタートしています。 夏ドラマ全体を見渡したときに感じたのは、「エッ?」と驚いてしまうビジュアルの作品が多いこと。『ルパンの娘』(フジテレビ系)は、主演の深田恭子をはじめ、渡部篤郎さん、小沢真珠さん、栗原類さん、麿赤児さん、どんぐりさんが往年のアニメ『キャッツアイ』を思わせるレオタードのような衣装に身を包んでいます。『凪のお暇』(TBS系)の主人公・大島凪(黒木華)は、アフロヘアーのような天然パーマ。『セミオトコ』(テレビ朝日系)は、主演の山田涼介さんが“セミの王子様”を演じ、木につかまり、羽のように手をバタバタさせています。『Iターン』(テレビ東京系)では、古田新太さんと田中圭さんが敵対するヤクザの組長というコワモテ姿。『サ道』(テレビ東京系)では、原田泰造さん、三宅弘城さん、磯村勇斗さんがタオル一枚の裸でサウナを楽しんでいます。 その他でも、『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)のメインビジュアルで主演・大泉洋さんの顔が泥だらけ。『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)の主演・石原さとみさんがオールバックの茶髪に赤のスーツに身を包んだバブリーな女性になりきるなど、インパクトの強いビジュアルが目立ちます。 夏ドラマの各作品は、なぜ「あえて笑われることを狙った」のようなビジュアルを前面に出しているのでしょうか?◆二度見、三度見させるインパクト 1つ目の理由は、やはり話題性。3か月ごとにリセットされてゼロからスタートする連ドラは、多少「あざとい」と思われても目立つことが重要であり、「何としてでも第1話を見てもらいたい」という思いがビジュアルのインパクトに表れています。 かつては、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)、『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)、『1リットルの涙』(フジテレビ系)、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)、『最高の離婚』(フジテレビ系)、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)のように、タイトルのインパクトを前面に押し出すPRが目立ちました(今夏の『偽装不倫』(日本テレビ系)もタイトルのインパクトを押し出したこの系譜に入ります)。 しかし、2010年代後半に入ると、ネットの普及と進化によって「ビジュアルありき」のPRが増加。静止画も動画も「思わずシェアしたくなる」ものを押し出すPRが増えていましたが、とりわけ今夏はその傾向が突出しているのです。 深田恭子さんの「みなさん、(メインビジュアルを)二度見、三度見されるのかなと。かなり驚かれると思います」というコメントからも、「驚かせるくらいの強烈なインパクトで、主人公に興味を持ってもらおう」という制作サイドの意図がわかるのではないでしょうか。◆「重苦しいドラマではない」というアピール もう1つの理由は、「重苦しいムードのドラマではないよ」というアピール。 近年、「仕事から帰ってきて、重苦しいムードのドラマは見たくない」という視聴者が多く、実際「シリアスな作品は視聴率やSNSでの評判がふるわない」というケースが続きました。そうした視聴傾向を受けてシリアスな作品は減り、笑いを散りばめたコメディが年々増えています。 とりわけ仕事や学校のある平日のドラマにはその傾向が強く、さらに夏は「スカッと気分爽快」「カラッと明るい」作風が求められる季節。各局のスタッフが「むしろ笑われるくらいのビジュアルを見せたほうがいいだろう」と考えるのは自然なことにも見えます。 たとえば『ルパンの娘』は、泥棒一家の娘と警察一家の息子のラブストーリーですが、強烈なビジュアルによってコメディテイストが倍増。放送前から笑いを誘うことで、「重苦しい作品ではないから気軽に見てください」というメッセージを送っているのです。 ただ、当然ながらスタート後は、ビジュアルのインパクトではなく内容で勝負しなければなりません。各作品のスタッフたちにとっては腕の見せどころであり、「出オチ」と言われないために、話題性を高める脚本や演出を用意しているでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.07.07 07:00
NEWSポストセブン
時間と費用をかけた撮影に「本当に久しぶり」と話す木村
新作映画主演の木村拓哉に「第三のキムタク見てみたい」の声
「何をやったってキムタク」――そう言われることの心境をテレビ番組で吐露したことが話題の木村拓哉。長澤まさみと初共演となる映画『マスカレード・ホテル』では、ホテルに潜入する刑事役を演じる。最新作でどんなキムタクを見せたのか――同作をいち早くチェックしてきたコラムニストのペリー荻野さんが綴る。 * * *  本日公開となる映画『マスカレード・ホテル』は、謎の連続殺人犯が次の現場に指定した超一流ホテルを舞台に、ホテルマンに扮して潜入捜査をするエリート刑事・新田(木村拓哉)と優秀なフロントクラーク山岸(長澤まさみ)が、犯罪の阻止と犯人逮捕に挑むという物語。すべての客を疑う新田とすべての客を信じる山岸の対立、菜々緒、笹野高史、生瀬勝久など次々現れる怪しい客たちの「仮面」がはがれる瞬間、周到な犯人との攻防など、見どころも多重構造になっている。 この映画の印象をひと言で言うなら「大きな船」だ。東野圭吾の累計310万部突破の人気シリーズを原作に、木村、長澤をはじめ、渡部篤郎、小日向文世、石橋凌、梶原善、篠井英介、生瀬勝久、松たか子、鶴見慎吾などなど豪華キャストが集結、一流ホテルのロビーを丸ごと精密に作り上げた巨大でゴージャスなセットで、華麗な騙しあいが続く。 これだけでもずっしり重量級の作品だが、それに加えて出演者の勝地涼が完成披露試写会で「前田敦子さんにストーキングする役でストーキングするうちに結婚しました」とコメントしたり、明石家さんまが自ら志願してエキストラ出演、作者が原作執筆時、木村をイメージして新田を書いた事実など、話題は「満載」。まさにたくさんの人やものを満載して船出する大きな船のように見える。  その船の船首に立ち、批評の風に身をさらす主役の木村は、無精ひげのアウトロー系刑事顔から珍しい七三分けになってホテルマン顔に変化し、「『いらっしゃいませ』では15度、『ごゆっくりお過ごしください』では30度、『申し訳ございません』では90度」といわれるお辞儀をはじめ、制服の上着の前での手の組み方などの所作もマスター。その中で発揮された木村流のポイントは、世の中を斜に見る刑事姿の傾いた姿勢の「斜め木村」とホテルマンとしてピシっと決めた姿勢のいい「直立木村」の使い分けだった。 木村の出演作品は常に大きな注目を集める「大きな船」である。今の日本で、これほど毎回、HEROであることを求められる(新田役も新HERO誕生!と言われている)主役は他にいない。 しかし、こうなってくると、大作の主役だけでなく、小さい役をやっている木村拓哉も見てみたいのである。最近は、多くの俳優が、深夜ドラマやパロディ色の強いコメディ、笑わす脇役、連続ドラマの一話にちょっとだけ出てくる人、など遊び心のある露出の仕方で、人気を博すケースが増えている。『マスカレード・ホテル』エキストラ出演も、さんまの洒落心の表れに違いない。 ちょい役でぴりりと光ってくれれば、観る側もニヤリとできるというもの。どんな姿勢か想像もつかないが、「斜め」「直立」に加えて新たに第三の木村スタイルが出てくる可能性も高い。コントでは被り物だって堂々とやっていたことだし、小さい役の木村が、画面の隅で小技を利かせたら、面白すぎる作品になるに違いない。そろそろいい時期なのかも。
2019.01.18 07:00
NEWSポストセブン
中谷美紀の結婚に複雑反応 過去でも不倫への風当たりは強い?
中谷美紀の結婚に複雑反応 過去でも不倫への風当たりは強い?
 元貴乃花親方と花田景子さんの離婚の衝撃が冷めやらぬなか、及川光博&檀れいも離婚を発表。さらには、RIP SLYMEのSUと大塚愛の離婚の背景に、SUの不倫相手による大塚愛への嫌がらせ行為があったと報道されるなど、男女のこじれた関係に関するニュースが多い昨今の芸能界。そんな中、幸せなニュースを提供したのが、ドイツ人のビオラ奏者、ティロ・フェヒナー氏(50才)との結婚を発表した中谷美紀(42才)だ。 中谷とフェヒナー氏が出会ったのは、2016年10月。フェヒナー氏がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の一員として来日した際に、中谷と知り合ったのだという。 NEWSポストセブンでは、2016年11月に夜の西麻布でデートする中谷とフェヒナー氏の写真を掲載。まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな2ショットに、ネットユーザーからは、「中谷美紀、好感度抜群。美男美女のお似合いカップル」「大人な2人、カッコいいね。後ろ姿も素敵だわ」 など、羨望の声が寄せられた。 中谷といえば、約3年前まで渡部篤郎(50才)と交際しており、同棲もしていたが、結婚には至らなかった。2人の交際が始まったのは2000年ごろで、2004年に一旦破局。その後、2007年に復縁したという。ちなみに、中谷との交際を開始した当時、渡部はRIKACOと結婚していた。つまり不倫関係だったのだ。その後、渡部は2005年にRIKACOと離婚。中谷と破局した後の2016年6月には11才年下の一般女性と再婚している。 渡部と交際しているときも、結婚を強く意識していたという中谷。フェヒナー氏との結婚はまさに念願といったところであり、だからこそネットでも、「巡り会えて良かったね。お幸せに」「紆余曲折の先に、素晴らしいゴールが待ってて良かった幸せになってください」「中谷美紀ってたしか10年以上わりとグチャグチャの不倫してたと思うんやけど、キッパリ収拾つけて42才から新たな道を歩み始めてるの普通にかっこいいと思っちゃう」「中谷美紀さんの結婚で不倫している独身アラフォーが密かに元気付けられている気がする」 など、祝福の声のほか、中谷の生き方を支持するという声も多かった。 とはいえ、かつては不倫をしていたことが気になるネットユーザーも多く、「不倫してた人ってやっぱりやだなぁ」「中谷美紀ねぇ。不倫だたのはいただけん」 と、批判的な声も少なくない。芸能界に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう話す。「かつての芸能界では不倫は日常茶飯事でしたが、矢口真里さんやベッキーさんの不倫騒動以来、芸能界での不倫は“一発アウト”なスキャンダルとなった印象です。中谷さんの不倫は過去のものではあるものの、最近の流れからすると批判的な目が向けられるのも仕方ないことだと思います。しかしながら、不倫愛を解消し、やっとのことで新たな幸せを見つけたという点では、前向きな印象を抱く人も多いのでしょう。やはり“不倫では幸せはつかめなかった”ということが重要なのかもしれないですね。もしも渡部さんと結婚していたらまた違った反応だったと思います」 不倫に対する風当たりが強いのはどうしようもならないだろうが、中谷にとっては過去のこと。とにもかくにも、すばらしい相手と結婚することができて、今は最高に幸せだろう。
2018.12.03 07:00
NEWSポストセブン
中谷美紀とドイツ人ビオラ奏者夫、雨の西麻布で密着の様子
中谷美紀とドイツ人ビオラ奏者夫、雨の西麻布で密着の様子
 ディナーはひとりで食べるのが好き。マスクや帽子で変装せずに、ひとりでお買い物もエステもジムも美術館にもお出かけ。40代目前で、長年つきあってきたカレと別れて、ドラマ『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』(2016年、TBS系)に主演し、“ひとりでなんでもやっちゃう女”の代表格だった中谷美紀(42才)。そんな彼女が選んだ相手は、ドイツ人音楽家だった。 11月27日、中谷がビオラ奏者のティロ・フェヒナー氏(50才)と国際結婚していたことが報じられた。 フェヒナー氏はベルリンの音楽一家のもとで育ち、ベルリン芸術大学や米ニューヨークの名門ジュリアード音楽院などで学んだ。現在は、世界的オーケストラ「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」に所属。楽団の精鋭らで結成されたアンサンブル「ザ・フィルハーモニクス」でも活躍する超エリートだ。「フェヒナー氏が2016年10月、小澤征爾氏が指揮するウィーン・フィルのコンサートで来日した際、中谷と知り合ったそうです」(芸能関係者) ふたりは一瞬で恋に落ちた。 翌11月中旬、小雨降る深夜の東京・西麻布のネオンの下で、肩を寄せ合って密着デートをするふたりの姿を、女性セブンは目撃していた。 傘を持たないふたりは11月の冷たい雨の中でお互いを温めるように、ニット帽を被った背の高いフェヒナー氏が中谷の肩を抱き寄せ、中谷はカレの腰をギュッと抱く。赤信号を待つ間に見つめ合うふたりの様子は、まるで映画のワンシーンのようだった。 耳元で囁き合う会話は、すべて英語だ。中谷が英語やフランス語、イタリア語などを流暢に操るのはよく知られていて、言語は“恋の障壁”にはならなかったようだ。 ふたりはその夜、20分ほど真夜中の散歩を楽しみ、フェヒナー氏も慣れた様子で、中谷の暮らすマンションへと姿を消した──。「昨年秋頃からは、ドラマや映画など女優の仕事はセーブし、フェヒナー氏が暮らすオーストリア・ザルツブルクで一緒に家を借りたそうです。中谷は仕事があれば東京に帰ってくる生活を送っていました」(前出・芸能関係者) 3年前まで、15年間交際していた渡部篤郎(50才)とはずっと同棲生活を送っていた。渡部の前妻との子が成人したのを機に、中谷は結婚を強く意識したというが、渡部はそれに応じなかった。 来年には主演ドラマもスタートする。オーストリアと日本。キャリアと自信を積み重ねてきた末の42才の結婚では、それぐらいの距離がちょうどいいのかもしれない。※女性セブン2018年12月13日号
2018.11.28 16:00
女性セブン
ゲーム感覚で簡単に利用の出会い系アプリ、“パパ活”の温床に
ゲーム感覚で簡単に利用の出会い系アプリ、“パパ活”の温床に
現在、出会い系アプリは多種多様に登場していて、実際に結ばれる男女も増加している。しかし、マッチングアプリが市民権を得て流行しているとはいえ、「負」の側面がゼロとはいい切れないのも確かだ。その1つが「パパ活」の温床となっていることだ。ウェブメディア「Japan In-depth」編集長の安倍宏行さんが言う。「『パパ活』とは昔の『パトロン探し』で、お金に困っている若者が金銭的に支援してくれるパトロンを探すということです。日本でも『シュガーダディ』『ペイターズ』『HICLASS TOKYO』といったアプリは若い世代がパトロンと出会う機会を生み出している。スマホの普及によってこうしたアプリに簡単に登録できるし、ネットに慣れ親しんだ若い世代はゲーム感覚で簡単に利用しています」実際に「パパ活」をしている25才OLが打ち明ける。「表向きは『平凡な毎日にときめきがほしい』としていますが、本当の目的は援助交際です。私は『シュガーダディ』など複数のパパ活アプリを使って、2人のパパをキープしています。このアプリの登録男性には70代や80代もいて『お互いが信頼できる関係になれば支援します』とストレートなメッセージが来ます」2017年6月には渡部篤郎(50才)主演で「パパ活」をテーマにしたドラマも放送されたが、現実には危険も多い。「若い子は出会い系アプリに驚くほど警戒心がなく、悪い大人たちの毒牙にかかりやすい。1対1で会ってお酒も入れば危険なことも起こりやすい。若い子ほど出会い系アプリの危険性についての教育が必要です」(安倍さん)また、出会い系アプリは「不倫」の温床との指摘もある。超実践派恋愛コンサルタントのSaiさんはこう語る。「出会い系アプリは火遊び願望のある人たちの利用も多い。そういう人たちはフェイスブックなどのアカウントと紐づかないアプリを使います。既婚者であることを隠してアプリに参加する人も結構いるんです」実際に火遊びを経験したことがあるパート主婦(39才)が言う。「夫と倦怠期で疑似恋愛したくて出会い系アプリに登録しました。大人なので体抜きの関係は難しく、好印象の男性とすぐ不倫関係になり、夫ではない男性から手ほどきを受けて、自分がまだまだ現役の女と認識できました。手軽に浮気できるので、私の周りの既婚者は結構出会い系アプリを利用しています」しかしここにも危険が伴う。既婚者の女性看護師(43才)が声を震わせる。「私は出会い系で知り合った人とは、最初は衆人環視の安全なところで会うことを心がけています。友人から聞いた話だと、体の関係になってから性行為をこっそり撮影されてネットに流出されたり、別れ話を切り出したら相手がストーカーになったこともあるそうです」パパ活や不倫に限らず、見知らぬ人と直接会うことにはリスクがある。婚活コンサルタントの澤口珠子さん(40才)は、「当たり前のことに気をつけることが大事」と指摘する。「婚活パーティーや合コンに詐欺師や体目当ての参加者がいるように、出会い系アプリにも一定のリスクはつきものです。初めて会った人の家にいかない、車に乗らない、簡単に住所や勤め先を言わない、お酒を飲みすぎないなど、当たり前のことに気をつけることが大切です」※女性セブン2018年5月24日号
2018.05.15 07:00
女性セブン
渡部篤郎 年末のデパートで家族との買い出し時の様子
渡部篤郎 年末のデパートで家族との買い出し時の様子
 一年で最もデパートが混むのは年末。2017年の12月30日、新宿老舗の人気デパート5階のお正月コーナーは老若男女でごったがえしていた。「混んでいるのはわかっているのに、結局ギリギリに来ちゃうのよね」。そんな会話があちらこちらから聞こえるなか、小さい子供の手を引いてゆっくり買い物を楽しむ家族の姿があった。渡部篤郎(49才)と2016年6月に再婚した11才年下の妻と子供だった。「渡部さんすごく優しい表情でいつもと違うイメージでした。子供の目線にしゃがみこんで、お正月のいろいろな道具のことを教えてあげていたようでした」(居合わせた客) 渡部は1993年にRIKACO(51才)と結婚、2人の男児にも恵まれたが、2005年のクリスマスに離婚。中谷美紀(41才)との交際も長かったが2015年に破局している。そんなさなかの再婚は話題を呼んだが、妻を巡ってはひょんなトラブルもあった。「再婚のお相手が清原和博さん(50才)の元カノだと報じられ、ネットで広まったことがあったんです。渡部さんはバラエティー番組で出回っている写真は妻のものではないと断言してかなりのお怒りモードでした。自分よりも妻の方が迷惑していて、彼女を守りたいという気持ちが強かったようです」(番組関係者) 番組出演時には厳しい表情を見せていた渡部だったが、その日は柔和そのもの。妻を気遣い、子供とは手をつなぎ、時間をかけて一緒に商品を選ぶなど、家族思いのパパの顔だった。「硬派なイメージもありますが、普段はベビーカーを押すこともいとわないですし、ドラマの撮影現場に子供を連れてくることもありますよ。仕事とプライベートには一線を引くタイプでしたが、最近はちらほらパパの顔が見えますね」(テレビ局関係者) 昨年はドラマ『パパ活』(フジテレビ系)で注目を集めた渡部だが、なにより私生活のパパ生活が忙しいようだ。※女性セブン2018年1月18・25日号
2018.01.07 16:00
女性セブン
飯豊まりえ 「まじウザいんですけど」を言わせたらピカイチ
飯豊まりえ 「まじウザいんですけど」を言わせたらピカイチ
 役者の仕事はとどのつまり、観ている人の心を揺さぶることができるかどうか、である。その意味で、同じ台詞を口にしても役者によって印象がまったく異なることはよくある。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * 「まじウザいんですけど」「ちょーキモ」「ヤバってか」「死ねってかんじ」……文字にしてしまうと激しくて汚い言葉に見える。けれど、現実の中では? 例えば電車の中やハンバーガーショップで、若い女の子たちのおしゃべりに耳を澄ませれば……誰かをディスるおしゃべりでこうしたセリフは日常茶飯事。 では、「お芝居の中」においてはどうでしょう? ドラマという虚構の中で、「自然な感じで」こうした言葉を滑らかに操ることは、実はなかなか難しい。そう、「いかにも普通そうに見える」芝居ほど、難易度が高いのです。 「まじウザいんですけど」 今、このセリフを自然体で言わせたらピカイチの新人がいます。ふと隣にいそうな雰囲気。自然な空気を纏うのが実に上手い。その役者の名前は、「飯豊まりえ」。 19才と若い飯豊さんですが、デビューは2008年、約10年のキャリアあり。小学生のファッション誌『ニコ☆プチ』でモデル活動をスタートし『Seventeen』等で活躍。そしていよいよ演技の世界に進出し、今年の注目株に。『マジで航海してます。』(2017年7月TBS系)ではW主演。『居酒屋ふじ』(2017年7月 テレビ東京系)ではヒロイン・鯨井麻衣役。映画『暗黒女子』では清水富美加とW主演と、大活躍。 そして今放送中の深夜ドラマ『パパ活』(FOD×dTV共同制作 地上波はフジ系 水曜24:55)では大ベテランの渡部篤郎を向こうに回して、19才の飯豊さんが堂々と渡りあっています。 言葉の中にリズムがある。長ゼリフも滑舌もいい。イキイキと役そのものを生きていている。まさしく自然体の演技、アッパレです。 ドラマのテーマの「パパ活」とは、「若い女性が年上のパパとデートをし、小遣いをもらう」こと。いわゆる出会い系の一つではありますが、肉体関係はなし、という建前とか。 ストーリーは……20才の女子大生・赤間杏里(飯豊まりえ)はパパ活サイトを利用するフランス文学専攻の大学教諭・栗山航(渡部篤郎)と知り合う。デートするだけで金銭援助してもらえると一歩踏み出す。 このドラマの見所は、刻々と変化していく二人の間の微妙な距離感にある。当初20才の杏里にとっては「まじウザいんですけど」「ちょーキモ」、つまり小遣い稼ぎの相手としてしか見ていなかった栗山。しかし、娘を事故で失った、寂しげでどこか空虚な栗山の姿に、杏里の心は微妙に揺れ始め、二人の距離が変化していく…。 20才の女の子が中年オジサンに心を奪われる? 筋立てはある意味、現実離れしている。「男のご都合主義的幻想」と言われても仕方ない。 若い駆け出しの女優にとっては難しい役でもある。そんな「杏里」役に、体当たりで臨む飯豊さん。ベットシーンもあり汚れ役とも言えるのに、どこか透明感があって魅力的。まるで水を得た魚のように瑞々しく躍動しています。 実は、奇しくもこの時期、「自然体の演技」と好評を得るもう一人の「新人」が。『陸王』(TBS系日曜21:00)に出演中の作家・エッセイスト、阿川佐和子さんです。 老舗足袋業者「こはぜ屋」の縫製課リーダーという重要な役でレギュラー出演、その演技については「“意外な”女優力 」「とっても魅力的」「日に日に演技力に磨きがかかっている」「自然体でうまい」と大評判。 しかし、本当に「魅力的な自然体」の演技? セリフを言おう言おうという意識が透けて見えてしまう。相手の言葉を受けとって一拍置いてから言葉を発する余裕がなく、前のめり。もちろん、「素人」だから当たり前のことでしょう。阿川さんを否定するのではなくて、「自然に演技することの難しさ」がよくわかる、ということ。「普通に見える」とは、「普通」という演技をしている、ということであって、それは簡単なことではない。秋ドラマを通して「自然体」の演技について考える時、『パパ活』の飯豊さんと『陸王』の阿川さんの両演技を比較対照してみるのも、なかなか味わい深いものがあります。
2017.11.08 16:00
NEWSポストセブン
中谷美紀 隠れ家イタリアンで「ひとり飯」姿をキャッチ
中谷美紀 隠れ家イタリアンで「ひとり飯」姿をキャッチ
 東京・青山のイタリアンレストランで「ひとり飯」を楽しむ中谷美紀(41才)をキャッチした──。 10月29日の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、中谷美紀のトークは小気味いいほどにキレていた。オダギリジョー(41才)、オードリー・若林正恭(39才)と、話題は「男女平等」について。 結婚したいと語る若林に中谷は「(夫に)『おれが稼いできてやったんだ』って言われてハイハイとかしづくのは、ちょっと私の性格上無理」とキッパリ。さらに「ひとり飯」が好きだと告白し、若林が「ずーっと(ひとりで)行けます? 棺桶入るまで」と訝しがると、「ずっと行ける!」と即答。人と会話をするうちに料理が冷めるのが嫌だと持論を展開する中谷に2人は「これは本物です」と頭を下げた。「中谷さんが渡部篤郎さん(49才)と別れて2年。彼の方は新たなお相手と結婚してもうパパです。一時は彼女のことを心配する声もけっこう聞きました。でも、むしろ悠々自適に楽しそうです(笑い)。遠慮がないというか、余計な何かがそぎ落とされて、今がいちばん中谷さんらしいような気がします」(中谷の知人) 先日、冷たい雨の青山を歩く中谷の姿があった。ベリーショートにしたヘアスタイルに、全身キャメルカラーのシンプルリッチなスタイルが格好いい。彼女がひとり向かった先はお忍びデートに持ってこいの隠れ家イタリアン。カウンター席に着くと、誰も待たずにお勧めをオーダー。ワインとともに2時間「ひとり飯」を楽しむとサッと席を立つ。中谷の帰途につく足取りはリズミカルに軽かった。※女性セブン2017年11月23日号
2017.11.08 16:00
女性セブン

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