プライベートな場面では、もう少し幅広い表現にチャレンジしたいもの。ただ、行きつけの飲み屋さんに新しく入ったアルバイト女性が目を見張るような巨乳だったとしても、素直に「うわー、巨乳だね」「すごいボインだね」などと言ってしまうようでは、おっさんの名折れです。しかも、言われ慣れている相手は顔で笑いつつ心で「ああ、またか」とウンザリするばかりで、「そのへんのおっさん」の箱に入れられてしまうでしょう。
ここはひとひねりして「うーん、悩ましいなあ。かわいい顔も見たいけど胸も見たい。罪作りだね」てな調子で、胸とともにルックスも称賛してしまうのがオススメです。いきなり「うわー、すごいねー」と驚いて、ああまた胸の話かと思わせておいて、「大きいね、耳たぶ」と肩透かしを食らわせるのも一興。
「この人は、ほかの男の人とは違う」という印象は間違いなく与えられます。ま、必ずしもいい印象とは限りませんが。
気の置けない友達や同僚と男同士で酒を飲みながら、そこにいない女性の胸を話題にするのは、とても楽しいひとときです。しかし、直接的な表現でも差しさわりがないからといって、「グラビアアイドルの○○の胸は、いかにも揉み心地がよさそうだよな」といった直接的な表現でホメ称えるのは控えたいもの。
「見ているだけで、自然に手が動き出す胸だな」
「宝くじに当たる確率と、ああいう胸に触れられる確率、どっちが高いかなあ」
など、いちおう頭をひねった表現で称賛するのが、神聖で崇高な存在である胸に対峙するときのおっさんの矜持であり敬意の表し方です。どんな場面でも胸を大切に思う気持ちを忘れないことが、胸との幸せな縁を結んでくれると信じて、希望を胸に抱きながら生きていきましょう。
念のため申し上げますが、胸に関するセリフがどこまで許されるか、どういう効果をもたらすかは、個人の推測です。ぜんぜん違う展開になったらすいません。