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2017.09.19 07:00  週刊ポスト

阪神・金本長期政権が確実化で若手は「恐怖政治の始まり」

金本体制はますます強固に(写真:時事通信フォト)

 ミスタータイガースこと掛布雅之・二軍監督の退任発表は、これからCSに臨む阪神の選手、そしてファンを大きく動揺させた。2015年の就任から2年、掛布氏は着実に実績を積み上げていたからだ。

「9月10日のDeNA戦でサヨナラヒットを放った伊藤隼太は自他共に認める掛布さんの一番弟子。一軍クリーンアップに定着した中谷将大や、四番を任されるまでになった大山悠輔も“掛布チルドレン”です。

 掛布監督は集客力も素晴らしかった。ファームながら兵庫・鳴尾浜球場には1000人以上の観客が集まり満員札止めに。甲子園で二軍戦を開催すると1万人も集まった。オールドファンからは“一軍も掛布監督でエエやろ!”との声もかかっていた」(スポーツ紙虎番記者)

 突然の退任劇の背景と見られているのは、金本知憲・監督との不協和音だ。ある阪神OBがいう。

「今回の掛布退任は金本の意向が大きい。昨年秋頃から2人はしっくりいかなくなった。自主性に任せて“良いところを伸ばす”という掛布の指導方針は、“特打・ウェイトトレは当たり前”で、フォームに関しても細かくチェックする金本からは“甘い”と見えていた。金本から二軍コーチ陣に直接練習メニューが伝えられ、何も知らない掛布が驚くこともたびたびあったようだ。

 昨季新人王の高山俊が今年絶不調なのは“金本が口を出しすぎたからだ”という声が球団内で上がっている中、若手に“掛布信者”のような面々が増えていたことも事実。金本は、掛布がいるとチームの統制がとれないと考えたのではないか」

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