掛布氏の後任は、今岡真訪(まこと)・二軍打撃兼野手総合コーチか、金本監督と同じ東北福祉大出身の矢野燿大・作戦兼バッテリーコーチが有力といわれる。前出・スポーツ紙記者がいう。
「これで金本長期政権は間違いなくなった。今後、金本監督の方針が二軍まで徹底されていくのは間違いない。ある若手選手は“金本さんの指導に従わなきゃ試合に出してもらえなくなる。恐怖政治の始まりですよ”とボヤいていました」
これから迎えるCSでは掛布氏が鍛え上げた若虎たちの活躍が欠かせない。「金本流」の強化は、吉と出るか、凶と出るか。
※週刊ポスト2017年9月29日号