スポーツ

阪神・金本長期政権が確実化で若手は「恐怖政治の始まり」

金本体制はますます強固に(写真:時事通信フォト)

 ミスタータイガースこと掛布雅之・二軍監督の退任発表は、これからCSに臨む阪神の選手、そしてファンを大きく動揺させた。2015年の就任から2年、掛布氏は着実に実績を積み上げていたからだ。

「9月10日のDeNA戦でサヨナラヒットを放った伊藤隼太は自他共に認める掛布さんの一番弟子。一軍クリーンアップに定着した中谷将大や、四番を任されるまでになった大山悠輔も“掛布チルドレン”です。

 掛布監督は集客力も素晴らしかった。ファームながら兵庫・鳴尾浜球場には1000人以上の観客が集まり満員札止めに。甲子園で二軍戦を開催すると1万人も集まった。オールドファンからは“一軍も掛布監督でエエやろ!”との声もかかっていた」(スポーツ紙虎番記者)

 突然の退任劇の背景と見られているのは、金本知憲・監督との不協和音だ。ある阪神OBがいう。

「今回の掛布退任は金本の意向が大きい。昨年秋頃から2人はしっくりいかなくなった。自主性に任せて“良いところを伸ばす”という掛布の指導方針は、“特打・ウェイトトレは当たり前”で、フォームに関しても細かくチェックする金本からは“甘い”と見えていた。金本から二軍コーチ陣に直接練習メニューが伝えられ、何も知らない掛布が驚くこともたびたびあったようだ。

 昨季新人王の高山俊が今年絶不調なのは“金本が口を出しすぎたからだ”という声が球団内で上がっている中、若手に“掛布信者”のような面々が増えていたことも事実。金本は、掛布がいるとチームの統制がとれないと考えたのではないか」

関連記事

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン