グラビア

3児の母・インリン「子供が成長したらグラビアを見せたい」

『Woo Rin Yan』(2004年、小学館刊。撮影/野村誠一)より

「着エロ」という新語が誕生したのは、2002年頃とされる。携帯電話から鳴る「着メロ」をもじり、「着衣のエロチシズム」を表わす言葉として生まれ、やがて大ブームを巻き起こした。過激な衣装で話題を集め、「エロテロリスト」と呼ばれたインリン(インリン・オブ・ジョイトイ)が、当時を振り返る。

 * * *
「着エロ」ブームを引っ張った実感は確かにあります。私の写真が話題になると、極小生地の衣装でギリギリまで大胆に露出する子がどんどん増えましたから。でも撮影は過酷。廃墟での撮影では蚊やブヨ、アカアリに刺されることもあってキンカンが必需品だったんですよ。写真集はすごく売れたので、現場はいつも熱気に包まれていました。

 縄や革紐で縛ってバストトップや下半身を隠したこともありますが、正直ニガテでした。うっ血したり、体のあちこちが痒くなったりするので、イライラしてましたね。だから、縛られている写真は自然と挑発的な表情になっているのかも(笑い)。

 逆に、好きだったのは強い私を演出できる衣装。黒い革のボンデージはその代表格です。着るとテンションが上がって、「やっぱり私ってSっ気があるんだな」って当時から感じてました。

 インリンといえば「M字開脚」と思われるかもしれませんが、実はそれより気に入っていたのはTバックでヒップを強調した、振り返りのポーズです。みんなに「お尻のラインが綺麗」っていわれて、嬉しかったなぁ。

 着エロは、私が時代の最先端にいたことの証ですから、子供が成長したらグラビアを見せたい。「ママ、綺麗だね」って言ってもらえたら嬉しいですね。

【プロフィール】インリン/1976年、台湾生まれ。10歳から日本で生活、インリン・オブ・ジョイトイの芸名でグラビア、テレビ等で活躍。2008年、一般男性と結婚。2016年から「インリン」としてソロ活動を開始。現在は台湾在住、3児の母

※週刊ポスト2017年9月29日号

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