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2017.09.27 11:00  週刊ポスト

“死後格差”の無情 墓は金額で個室か相部屋かが決まる

◆最強ブランド「青山霊園」

 前述の通り、高額になるのは、土地使用料と墓石代がかかる「一般墓」だ。ポータルサイト『いいお墓』『いい葬儀』などを運営する鎌倉新書のデータ(第8回お墓の消費者全国実態調査)によれば、一般墓にかかる金額の全国平均は約180万円だ。

 一般墓地は自治体運営の「公営霊園」、法人運営の「民間霊園」、境内の中に墓がある「寺院墓地」の3つに大別される。無宗旨・無宗派で入れ、かつ費用が安いことから公営霊園が人気だ。しかし都心の一等地となると話は別だ。

 大久保利通など維新の傑物から、犬養毅、池田勇人ら総理大臣経験者、国木田独歩、星新一といった文豪など歴史を彩った偉人たちの墓がズラリと並ぶ“ブランド墓地”として知られる東京・港区の「青山霊園」の土地使用料は437万~1080万円(2017年度募集)。さらに墓石代がかかるため、総額1000万円を超えるケースはザラだ。それでも利便性とブランド力で新規募集の競争倍率は例年15倍前後になるという。

◆「コインロッカー同然」も

「納骨堂」は土地代や墓石代がかからないため、価格帯は80万~100万円が主流。コインロッカーのような納骨スペースが並ぶ比較的簡易なタイプもあれば、ICカードをかざすと骨壺がベルトコンベアで運ばれてくる“ハイテク納骨堂”もある。

「価格は立地や施設によって差があるが、最近流行の自動搬送式の納骨堂は100万円以上かかるところが多い。納骨スペースも1人分のもの、夫婦で入れるもののほか、家単位で4~8人分を納骨できるタイプもあります」(前出・吉川氏)

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