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2017.09.27 11:00  週刊ポスト

“死後格差”の無情 墓は金額で個室か相部屋かが決まる

 合同墓は10万円程度のものから存在する。ただし冒頭の築地本願寺の合同墓のように、一定期間遺骨を個別保管する場合などは価格が上がる。

「これまでは合同墓といえば、身元不明者のためのお墓というイメージがあったため、抵抗感を覚える人も少なくありませんでした。

 しかし最近は墓を管理してくれる家族がいない人の有力な選択肢になっている。納骨堂、合同墓の多くは『永代供養墓』で、“お墓の面倒を見る人がいなくなっても誰にも迷惑をかけない”点が人気を集めている。田舎の墓をたたんだ人が購入する場合も多い」(吉川氏)

 合同墓の中でも最も低価格で簡素なのが「送骨」だ。

「段ボールに遺骨を入れて郵送すると、寺で供養と合葬をしてくれる。相場は3万円から10万円程度です」(同前)

 骨になった自分が郵送される……想像すると切ない気もするが、墓を継ぐ家族がいない高齢者を中心に、申し込みは増加しているという。

※週刊ポスト2017年10月6日号

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