芸能

梅沢富美男 “キレキャラ”の裏に舞台役者の強烈な矜持

テレビの出演依頼が殺到する梅沢富美男

 今日も梅沢富美男(66)は怒っている。今やテレビをつければ見ない日はないといっていい。ワイドショーでは「ふざけんじゃねえ!」とブッタ斬りのコメント、バラエティでは周りの者たちにイジられてはブチ切れている。

「今は“キレキャラ”なんて言われていろいろ出させてもらってるけど、こんなの長くは続かないと思ってるよ」

 こう語る本人は、恬淡としている。「いつクビになってもいいように、レギュラー契約はしないんだ。1回ごとの出演契約。言いたいことを言うから、スポンサーに迷惑をかけることもあるかもしれない。そしたら遠慮なく切ってくれよって言ってあるの」

 忖度なしの言いたい放題。その裏側には、梅沢の「舞台役者」としての強烈な矜持がある。

「俺の最優先はあくまで舞台。舞台の予定があればすべて断わる。事務所も個人事務所だから、面倒なしがらみもないし。怖いものなんてないんだよ」

 梅沢は、毎日のようにテレビ出演する一方、「梅沢劇団」三代目座長として全国を回り、年間180日は舞台に立つ。梅沢劇団の舞台は、芝居、歌謡ショー、舞踊ショーの三部構成だ。

 歌の部では「ヒット曲は1曲だけ」と自虐ネタを振りながら、その曲をなかなか歌い出さず笑いをとる。舞踊ショーでは、1983年に梅沢を“下町の玉三郎”として一気に人気者へと押し上げた「女形」で、華麗に舞い踊る。

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