芸能

今秋、季節外れの学園ドラマが2本 なぜ夏から移動したのか?

櫻井翔主演の『先に生まれただけの僕』(公式HPより)

 今クールのドラマがスタートしたが、その中に学園ドラマが2作あることに注目が集まっている。「学園ドラマは夏」というのが、ドラマ関係者の間で“常識”だからだ。最近この傾向が顕著だというが、いったいなぜ学園ドラマが夏から秋に移動し始めているのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 今月14日に『先に生まれただけの僕』、17日に『明日の約束』がスタートしました。どちらも高校を舞台にした学園ドラマなのですが、その時期と内容に「あれっ?」と違和感を抱いた人が多かったようです。

 もともと学園ドラマは、学生が夏休みに入る夏に放送するのが定番。これまで、『GTO』(フジテレビ系)、『WATER BOYS』(フジテレビ系)、『太陽と海の教室』(フジテレビ系)、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『仰げば尊し』(TBS系)などの人気作が夏に放送されました。

 ただ今年の夏は、高校生たちを主人公にした『僕たちがやりました』(フジテレビ系)が放送されたのみ。しかも同作は学校のシーンがほとんどなく、学園ドラマというよりも逃亡サスペンスでした。

 近年、夏の学園ドラマが激減する一方、少しずつ秋に移動しはじめています。なぜ高校を舞台にしたドラマが、夏を避けて秋に放送されているのでしょうか。

◆なぜ主人公が先生や生徒ではないのか?

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
宗田理先生
《『ぼくらの七日間戦争』宗田理さん95歳死去》10日前、最期のインタビューで語っていたこと「戦争反対」の信念
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
JALの元社長・伊藤淳二氏が逝去していた
『沈まぬ太陽』モデルの伊藤淳二JAL元会長・鐘紡元会長が逝去していた
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン