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2017.10.23 11:00  週刊ポスト

「孤独死保険」に注目集まる おひとりさま老後の悲しい現実

 家主からすれば切実な要望かもしれないが、入居者からすれば、部屋を借りる前から“あなたは孤独死しそうな人だ”と宣言されているようなものだ。それでも、加入しなければ入居できない物件もある。それが現実なのだ。

 エクセルエイド少額短期保険も孤独死を対象にした「普通保険ミニ」を販売している。こちらは損害保険ではなく生命保険で、死亡保険金の受取人を家主や管理会社などの第三者に指定することができる。

「一般の生命保険は、保険金の受取人を二親等以内の法定相続人に限定しているケースが多く、身寄りがないと加入できません。しかし、自分が死んだ後の葬儀費用などを捻出したいというニーズがある。そこで、保険金を少額に抑える代わりに第三者を受取人にできる保険商品を開発しました」(同社広報部)

 損害保険は、入居者の孤独死で損害が発生した場合に限り実費などが補償されるが、こちらは生命保険なので、死亡時は最初に設定した保険金が全額支払われる。月々の保険料は60歳男性が死亡保険金50万円で契約した場合867円だ。

 本来、生命保険は“残された家族が暮らしに困らないように”という理由で加入するものだが、それが“家族がいない人だからこそ加入しなくてはならない”という時代に変わりつつある。

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