ところが、女性作業員が「作業中でもうすぐ済むから、もうちょっと待っていてほしい」と答えたことから、教授は女性に殴るけるの暴行を加え、女性はケガを負い入院することになった。教授はそのまま車で逃走したという。
ところが、携帯電話で撮影された動画で、この暴行シーンがネット上にアップされ拡散。大学教授の身元も明らかにされ、教授は強い批判にさらされたうえ、暴行の疑いで逮捕され、警察に10日間拘留されて、500元の罰金を支払って釈放された。
その後も、教授への批判は止まらず、教授は入院していた清掃員を見舞ったが、その際も「一言も謝らなかった」と女性は証言している。教授の妻も見舞いに訪れたというが、やはり謝らず、「ネットで文句を言われている。2人の子供たちがかわいそうだから、あなたが何とかしなさい」と逆ギレする始末だった。
これもネット上で拡散したことから、大学側も教授側の対応の非道さを考慮して、謹慎処分にしており、解雇も検討しているという。